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マイクロアド【JP:9553】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
マイクロアドはデータとテクノロジーを使って企業のデジタルマーケティングを支援する会社で、主力はデータプラットフォーム事業です。同社は自社開発のプロダクト群とコンサルティングサービスを軸に、特に「UNIVERSE」と呼ぶデータと広告配信の連携サービスに注力しています。
同社の主要顧客は広告主、広告代理店、インターネットメディア、店舗などのロケーションオーナーや海外企業で、販売チャネルには約920の広告代理店があるほか、UNIVERSEのアカウントは約3,300に達しています。また、メディア向けの「MicroAd COMPASS」を2,100を超える媒体が利用しており、収益はプロダクト販売、プラットフォーム利用料、代理販売やコンサルティングの手数料で構成されています。
事業は単一のデータプラットフォーム事業に分類され、データプロダクトサービスとコンサルティングサービスの二本立てで展開しています。データプロダクトサービスでは、消費者行動を集めて分析するデータ基盤と広告を配信する仕組みを組み合わせ、業種別の製品群(例:飲料・自動車・医療など向け)を提供し、デジタルサイネージはMONOLITHSを通じて広告枠をネットワーク化しています。
コンサルティングサービスはメディア向けの広告収益最大化支援と、海外子会社を通じた現地企業や進出日系企業向けのマーケティング支援に分かれています。さらに近年は海外向けの物販やIP連携事業も始めており、自社プロダクトとサービスを組み合わせて収益拡大を図っています。
経営方針
同社はデータプラットフォーム事業の拡大を通じて売上高と営業利益の成長を目指しています。事業は自社開発のデータプロダクトサービスとコンサルティングサービスの二本柱で構成されており、特に収益性の高いデータプロダクト「UNIVERSE」に注力しています。UNIVERSEの稼働アカウント数は約3,300、2025年9月期は前年同期比で21%増と拡大しており、同社はこの稼働アカウント数のさらなる増加を経営指標の中核に据えています。
同社は重点的にプロダクト開発とデータ取得に投資することで差別化を図っています。データプロダクトサービスの売上総利益率は約35%と、労働集約型のコンサルティングサービスの約25%を上回るため、スケールに応じて収益が増えるモデル強化を優先しています。具体的には外部データとの契約拡大、業界ごとに最適化した分析モデルの構築、広告配信の精度向上といった施策を進め、業界別の製品群を拡充することで顧客ごとの横展開を狙っています。
新市場開拓と事業拡大では、既存チャネルの活用と新領域の開拓を並行しています。MicroAd COMPASSは2,100を超える媒体が利用しており、販売チャネルには約920の広告代理店があるため、これらを通じて取引企業数の拡大とブランド単位でのアカウント増加を図っています。合わせて、越境展開や物販・IP連携などの新規事業、デジタルサイネージ(MONOLITHS)によるオフライン広告のネットワーク化などで領域を広げ、外部データの多様化を通じて新業種向けプロダクトを開発していく計画です。
技術革新については、人工知能(AI)を活用した分析基盤の高度化とプライバシー保護の両立を重視しています。プライバシー・バイ・デザインに基づくシステム設計や社員教育、内部規律の強化を進めるとともに、JICDAQのアドフラウドおよびブランドセーフティ認証を取得しており、第三者検証を踏まえた対策を継続しています。技術面ではデータ処理の高速化、分析の自動化、配信最適化の改良などに投資して投資対効果を高めることを目指しています。