サンリツJP:9366

時価総額
¥48.5億
PER
14倍
物流事業を中心に梱包、運輸、倉庫事業、さらに賃貸ビル事業を展開。

沿革

1948-03東京都港区芝浦に資本金180千円で㈱三立社を設立し、梱包、運送業を開始
1950-10三立梱包運輸㈱に商号変更
1954-12本社を東京都港区に移転
1957-12三鷹事業所(現、豊田事業所)を開設
1972-04厚木事業所を開設
1976-12千葉三立梱包運輸㈱(現、連結子会社)を設立
1984-06白石事業所を開設
1985-03埼玉事業所(現、八王子事業所埼玉グループ)を開設
1985-08㈱サンリツに商号変更
1986-01郡山事業所を開設
1987-05筑波事業所を開設
1987-09当社株式を「社団法人日本証券業協会東京地区協会」(現、㈱大阪証券取引所)に店頭売買銘柄として登録、株式を公開
1991-01㈱相模協栄商会の全株式を取得
1994-05新本社ビル竣工(賃貸ビル事業開始)
1997-08Y-CC事業所(現、横浜事業所)を開設
1998-05成田事業所(現、成田事業所 第1倉庫)を開設
1999-02Y-CCパッケージングセンター(現、横浜事業所)を竣工し、㈱相模協栄商会の本店を移転
1999-03当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場
2000-04山梨事業所を開設
2001-10村山事業所を開設
2005-05新英産業㈱の全株式を取得し、同社及びその子会社の新英香港有限公司ほか3社を連結子会社化
2005-10成田第二事業所(現、成田事業所 第2倉庫)を開設
2007-03当社株式を東京証券取引所市場第一部に指定
2007-10㈱相模協栄商会において、本牧パッケージングセンター(現、横浜事業所本牧倉庫)開設
2008-04㈱相模協栄商会を吸収合併
2010-03SANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.(現、連結子会社)を設立
2010-07新英産業㈱を吸収合併
2011-04八王子事業所を開設
2012-12京浜事業所を開設(旧事業所を全面建て替え)
2013-04富山事業所を開設
2013-12山立国際貨運代理(上海)有限公司(現、連結子会社)を設立
2014-08上田事業所(現、豊田事業所上田グループ)を開設
2015-03蘇州新南包装制品有限公司及び張家港保税区新興南国際貿易有限公司並びに山立国際貨運代理(上海)有限公司を完全子会社化
2015-05連結子会社である新英香港有限公司の全株式を「T-Rise International Co.,Ltd.」へ譲渡(新英香港有限公司の100%子会社で当社連結子会社である新英包装(深セン)有限公司も含む)
2016-07連結子会社である蘇州新南包装制品有限公司の出資持分の90%を「蘇州玖得奇電子科技有限公司」へ譲渡
2017-02連結子会社である張家港保税区新興南国際貿易有限公司を清算
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
2023-07富士宮事業所(現、横浜事業所富士宮グループ)を開設

事業内容

サンリツグループは、サンリツ及びその連結子会社3社を含む合計4社で構成されており、物流事業を中心に展開しています。このグループは、梱包事業、運輸事業、倉庫事業、そして賃貸ビル事業の4つの主要セグメントに分かれており、それぞれがグループの事業の柱となっています。

梱包事業は、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、山立国際貨運代理(上海)有限公司、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が担当しており、これらの企業が一部業務をサンリツが受託または委託しています。運輸事業についても、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が関与しており、同様にサンリツが一部を受託または委託しています。

倉庫事業は、サンリツ、千葉三立梱包運輸株式会社、そしてSANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc.が行っており、物流の効率化と顧客サービスの向上に貢献しています。賃貸ビル事業はサンリツが直接手がけており、不動産の有効活用を図っています。

これらの事業セグメントを通じて、サンリツグループは物流業界における総合的なサービス提供を目指しており、国内外での事業展開を強化しています。

経営方針

サンリツグループは、物流業界における総合的なサービス提供を目指し、梱包、運輸、倉庫、賃貸ビル事業を柱に、国内外での事業展開を強化しています。同社は、経営品質の向上を事業活動の中核に据え、「美しく魅力のある会社 サンリツ」の実現を目指しています。そのための成長戦略として、「オペレーションからソリューションへ」というビジョンを掲げており、顧客ニーズに確実に対応するオペレーションの力を土台に、顧客との対話を通じて真のニーズを引き出し、解決するソリューションの力を身に着けることを重視しています。

具体的には、B to B物流をターゲット市場と定め、工作機械・精密機器・医療機器分野において、顧客ニーズや期待を超える価値の提供を目指しています。また、収益性向上のため、顧客との対話を重ね、梱包、包装技術を駆使したソリューション提案を推進し、顧客の生産効率向上を追求しています。

さらに、持続的な成長に向けて、ソリューションを実現する人材の確保及び育成、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、物流DXによる省人化及び省力化を目的とした生産効率及び物流品質向上に取り組んでいます。米国子会社では、新倉庫の安定稼働と業容拡大のための施策を検討しています。

このようにサンリツグループは、顧客ニーズに応えるソリューションの提供、人材育成、ダイバーシティの推進、技術革新を通じて、収益性の向上と持続的な成長を目指しています。