INFORICH (9338) 株価

時価総額
¥447.6億
PER
38倍
モバイルバッテリーシェアリングサービスの日本最大手。スマートフォン充電器貸出サービス「CHARGESPOT」を国内外展開。24年4月にオーストラリア企業を子会社化、同年9月には台湾企業も買収。日本・香港・台湾・オーストラリア・イタリアなど8カ国・地域で展開。

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事業内容

INFORICHは「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトとしたモバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を主力事業としています。同社は2018年から日本でサービスを開始し、現在は国内外で累計約14万台のバッテリースタンドを運営しています。サービスの利用は専用アプリから簡単に行え、30分未満165円からの時間制料金体系を採用しています。

同社の顧客は主に設置先施設とエンドユーザーの二層構造となっています。バッテリースタンドは原則無償貸与で全国のコンビニ、鉄道駅、商業施設、飲食店などに設置し、エンドユーザーからの利用料金が主要な収益源です。設置先には集客効果やサイネージ活用などのメリットを提供し、災害時の48時間無料提供も実施しています。

同社の事業は国内CHARGESPOT事業、海外CHARGESPOT事業、プラットフォーム事業の3セグメントで構成されています。海外では香港、台湾、オーストラリア、イタリアなど8つのエリアで展開し、M&Aを活用した事業拡大も推進しています。プラットフォーム事業では、約14万台のサイネージ画面を活用した企業向け広告事業や個人向けの「CheerSPOT」、工事不要で設置できるベビーケアルーム「mamaro」を展開しています。

経営方針

INFORICHは「Bridging Beyond Borders -垣根を越えて、世界をつなぐ-」をミッションに掲げ、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を主軸とした成長戦略を展開しています。同社は国内市場シェア約8割を誇るマーケットリーダーとして、月間レンタル回数、月間アクティブユーザー数、バッテリースタンド設置台数を重要指標に据えた経営を行っています。5G普及によるスマートフォンの消費電力増加という社会課題を解決する社会インフラとして、事業価値の向上を目指しています。

国内CHARGESPOT事業では、長期安定的な利益基盤を確立した現在、新規ユーザー獲得に向けたマーケティング強化と若年層向け施策を重視しています。「キャンパス割」や「U22割」などの施策により、ライフタイムバリューの高い若年ユーザーの取り込みを進める一方、クレジットカードタッチ決済対応など利便性向上にも取り組んでいます。海外事業では、香港、台湾、オーストラリア、イタリアなど8エリアで展開し、タイのフランチャイズ企業を連結子会社化するなど積極的な事業拡大を推進しています。

プラットフォーム事業は将来的な成長エンジンとして位置づけ、全国14万台のバッテリースタンドのサイネージ画面を活用した新たな収益源の確立に注力しています。企業向けマーケティングソリューションでは、若年層への高い訴求力を武器に広告枠販売を展開し、個人向けの「CheerSPOT」ではファンがアイドル等への応援メッセージを掲載できるサービスを提供しています。また、ベビーケアルーム「mamaro」の展開により、若年層から子育て世代まで幅広い層をカバーしたマーケティングプラットフォームの構築を図っています。

技術革新面では、自社開発体制により市場ニーズのタイムリーな製品反映を実現し、モバイルバッテリーの短い投資回収期間(約20日)という競争優位性を維持しています。2026年4月からは急速充電対応の新型バッテリーを国内展開する予定で、同時レンタル機能やカードタッチ決済対応など、ユーザーの利便性向上を継続的に推進しています。安全性確保と品質維持にも万全を期し、自社運営のギグワーカープラットフォーム「SPOTJOBS」により事業継続性の向上も図っています。

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