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ASNOVAJP:9223
沿革
2013-12 | 福井県敦賀市において日本レンテクト株式会社を設立(資本金5,000千円) |
2014-01 | 上田建機株式会社と会社分割契約を締結 |
2014-03 | 本店所在地を愛知県名古屋市中区に移転(資本金10,000千円) |
2014-04 | 会社分割により上田建機株式会社の足場レンタル事業並びに福井県敦賀市及び鯖江市における足場工事事業に関する資産、負債及び権利義務の一切を承継 |
2014-07 | 千葉野田センターを開設 |
2015-02 | 大阪営業所を開設 |
2015-11 | 東京営業所及び横浜営業所を開設 |
2016-04 | 宮城仙台センターを開設 |
2017-03 | 埼玉蓮田センター、愛知みよしセンターを開設、第三者割当増資を実施(資本金80,000千円) |
2017-05 | 本店所在地を愛知県名古屋市中村区に移転、名古屋営業所を開設 |
2017-06 | 大阪羽曳野センターを開設 |
2017-08 | 東京営業所を閉鎖 |
2017-11 | さいたま営業所を開設 |
2018-01 | 神奈川相模原センターを開設 |
2018-03 | 第三者割当増資を実施(資本金83,330千円) |
2018-05 | 静岡富士センターを開設 |
2019-03 | 千葉四街道センターを開設、第三者割当増資を実施(資本金88,017千円) |
2019-04 | 岡山倉敷センターを開設 |
2019-12 | 商号を日本レンテクト株式会社から株式会社ASNOVAに変更 |
2021-04 | 横浜営業所、さいたま営業所を統合し東京営業所を開設 仙台営業所を開設 |
2022-04 | 名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場、公募増資を実施(資本金220,732千円) |
2022-08 | 佐賀鳥栖センターを開設 |
2022-09 | 栃木上三川センターを開設 |
2022-10 | ベトナム社会主義共和国のホーチミン市に海外子会社ASNOVA VIETNAM CO.,LTDを設立 ASNOVA STATION事業開始 |
2023-01 | ASNOVA VIETNAM CO.,LTDを連結子会社とする 任意の指名・報酬委員会を設置 |
2023-03 | 新株予約権の行使により増資(資本金222,212千円) |
2023-12 | 東京証券取引所グロース市場に株式を上場、公募増資を実施(資本金247,477千円) |
2024-02 | 埼玉ふじみ野センターを開設 |
2024-03 | 岐阜多治見センターを開設 |
事業内容
ASNOVAは、建設仮設業界において、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社グループは、「レンタル関連事業セグメント」を中心に、仮設機材のレンタル、販売、および足場の架払い工事を主要なサービスとして提供しています。仮設機材とは、高所作業のための踏板や支柱など、建設現場で使用される機材のことを指し、特にクサビ式足場を主要商材としています。クサビ式足場は、戸建住宅や中低層マンションの建設に適しており、施工費用の低さや保管・運搬・施工の効率の良さが特長です。
同社グループは、全国の機材センターを通じて、工事業者のニーズにワンストップで対応する体制を整えています。レンタルサービスでは、近年の改修需要の増加や工事の繁忙期と閑散期の変動幅の拡大に対応し、足場施工業者の仮設機材在庫負担の軽減を目指しています。また、2022年10月にはベトナムに子会社を設立し、国際的な展開も進めています。
仮設機材販売においては、新品の仮設機材の提供に加え、中古機材の販売も行っており、レンタルサービスを利用する顧客に対して、更新需要や事業規模拡大のための投資需要に応える品揃えを提案しています。その他のサービスとして、顧客の現場での足場の架け払い工事の受注も行っており、これらのサービスを通じて、建設仮設業界におけるニーズに幅広く対応しています。
経営方針
ASNOVAは、建設仮設業界におけるリーディングカンパニーとして、その成長戦略を多角的に展開しています。同社は、仮設機材レンタルサービスの強化を通じて経営基盤の安定化を図りつつ、新たな事業の創出にも力を入れています。具体的には、既存顧客の深耕と新規顧客の開拓、拠点開発、サービス・品揃えの強化、そして建設仮設業界活性化への貢献を重点領域として挙げています。
同社は、顧客基盤の拡大を目指し、積極的なマーケティングと営業活動を通じて新規顧客の獲得に努めています。また、国内外での事業展開を進める一環として、ベトナムに子会社を設立し、国際的なサービス提供の拡大を図っています。さらに、機能性や安全性の強化ニーズに応えるオリジナル品の提供など、サービス・品揃えの充実にも注力しています。
経営上の目標達成においては、売上高、営業利益、EBITDAを重要な経営指標として設定し、経営効率の向上を目指しています。また、投資フェーズにあることから、将来の成長性を示すEBITDAに特に注目しています。
ASNOVAは、レンタル関連事業の強化、新規事業の創出、人材育成・管理体制の強化を通じて、市場環境の変化に対応し、継続的な成長を目指しています。これらの戦略を基に、同社は建設仮設業界で最も必要とされる存在へと成長を遂げようとしています。