CaSyJP:9215

時価総額
¥18.5億
PER
12237.5倍
家事代行サービス事業を展開し、掃除代行や料理代行、ハウスクリーニング、整理収納サービスを提供するマッチングプラットフォームを運営。

事業内容

CaSyは、「笑顔の暮らしを、あたりまえにする。」をビジョンに掲げ、家事代行サービスを提供しています。CaSyの事業は単一セグメントで、家事代行サービスを中心に展開しています。具体的には、お掃除代行、お料理代行、ハウスクリーニング、整理収納サービスを提供しています。

CaSyのサービスは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福井県、宮城県の10都府県で展開されています。利用者はスマートフォンアプリ「CaSy」やウェブサイトを通じてサービスを依頼し、キャストと呼ばれるサービススタッフが訪問して家事を代行します。

CaSyの収益は、キャストが提供するサービスの利用料から得られます。サービスの依頼から支払いまでのプロセスはすべてオンラインで完結し、家事代行サービスのオンラインギフト券も販売しています。また、独自のマッチングシステムを開発し、IT技術を活用してサービスの最適化を図っています。

CaSyのサービスは、価格競争力と使い勝手の良さが特徴です。独自のマッチングアルゴリズムにより、コストを削減し、最短3時間以内にマッチングが可能です。さらに、品質管理体制を強化し、定期利用によるストック型ビジネスモデルを構築しています。

CaSyの顧客登録数は増加傾向にあり、2024年11月末時点で約19万人に達しています。キャスト登録数も増加しており、同時点で約18,000人を記録しています。定期利用者数も堅調に成長し、ARRは約16億円に達しています。

経営方針

CaSyは、「笑顔の暮らしを、あたりまえにする。」をビジョンに掲げ、家事代行サービスを提供しています。同社は、家事代行サービスを中心に、掃除や料理、ハウスクリーニング、整理収納といった多様なサービスを展開しています。これにより、利用者が大切な時間を確保できるよう支援しています。

CaSyの成長戦略は、「Omotenashi(おもてなし)×Technology(テクノロジー)」を提供価値として掲げています。キャストのエンゲージメントを高める取り組みを行い、テクノロジーを活用してプラットフォームの効率性や利便性を向上させています。これにより、顧客とキャストの最適なマッチングを実現しています。

同社は、家事代行サービス市場の拡大を背景に、利便性とコストパフォーマンスの高いサービスを提供し、順調にサービス件数を伸ばしています。特に、働き方改革や新しい生活様式の浸透により、家事代行サービスの需要が増加していることを受け、さらなる成長を目指しています。

CaSyは、将来的に「イエナカ」プラットフォームを構築し、生活支援サービスを提供することを目指しています。中期的には、家事代行サービスの成長を加速し、強固な収益基盤と顧客基盤の構築に注力しています。企業の福利厚生制度としての導入推進や、知名度向上による信頼を活用した集客戦略を展開しています。

同社は、サービスの安全性向上、情報セキュリティ体制の強化、収益体制の強化、内部体制の強化及び人材育成を優先課題としています。これにより、顧客とキャストが安心してサービスを利用できる環境を整え、持続的な成長を実現することを目指しています。