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センコン物流JP:9051
事業内容
センコン物流は、運送、倉庫、乗用車販売、再生可能エネルギー、その他の5つの事業セグメントを展開しています。これらの事業は、センコン物流とその連結子会社7社によって運営されています。
運送事業では、センコン物流と山陰センコン物流が国内貨物および輸出入貨物の輸送を担当しています。これにより、顧客の物流ニーズに応えています。
倉庫事業では、センコン物流と山陰センコン物流が貨物の保管、輸出入貨物の保税蔵置、通関手続き、荷造梱包、解装などのサービスを提供しています。これにより、物流業務の一括受託サービスを実現しています。
乗用車販売事業は、株式会社ホンダカーズ埼玉西が本田技研工業製の車両の仕入・販売・修理を行っています。また、株式会社センコンエンタープライズが中古自動車の仕入・販売を手がけています。
再生可能エネルギー事業では、株式会社センコンエンタープライズが太陽光発電施設と風力発電施設を利用した売電事業を展開しています。これにより、持続可能なエネルギー供給に貢献しています。
その他の事業として、株式会社センコンエンタープライズがリース事業、不動産の売買・賃貸、葬祭事業を行っています。また、株式会社センコン・マテリアルが採石事業を手がけています。これらの事業は、センコン物流グループの多様なビジネス展開を支えています。
経営方針
センコン物流は、物流を社会の重要な軸と位置づけ、変化するニーズに応じたサービスを提供することを経営の基本方針としています。同社は、陸・海・空の複合一貫輸送システムを構築し、東北経済圏を中心に国内外での物流サービスの充実を図っています。また、環境保全活動を企業の社会的使命と捉え、持続可能な事業運営を目指しています。
同社は、経営環境の変化に対応するため、ソリューション型営業活動や顧客満足度向上を重視しています。物流現場の効率化を進める一方で、個人向け事業モデルの構築を推進し、事業領域の拡大を図っています。また、従業員満足度を意識した労働環境の改善やプロフェッショナルの育成にも注力しています。
センコン物流は、ROE(自己資本利益率)10%以上を目標とし、経営効率の改善を意識しながら営業収益と経常利益の拡大を目指しています。これにより、企業価値の向上を図り、持続的な成長を実現しようとしています。
中期経営戦略として、同社は物流設備と情報通信技術を活用したネットワークの充実を図り、多様化する顧客ニーズに対応する高度な物流価値の提供を目指しています。国内外での3PL事業基盤の強化や新たなサービスの開発に注力し、国際物流では複合一貫輸送システムを展開しています。