トーセイJP:8923株価

時価総額
¥1600.7億
PER
10.5倍
不動産再生・開発事業の有力企業。劣化したオフィスビルや賃貸マンション等を取得しバリューアップして販売する再生事業、土地開発による新築物件販売を展開。自社ブランド「TOSEI HOTEL COCONE」でホテル事業も運営。東京都区部中心に事業展開。

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事業内容

トーセイは東京都区部を中心とした総合不動産企業で、劣化した不動産の価値再生から新規開発まで幅広く手がけています。同社の主力事業は「不動産再生事業」で、資産価値の劣化したオフィスビルや商業施設を取得し、バリューアッププランに基づいた改修を施して投資家や事業法人に販売しています。また、土地の価値を最大化する新築開発も行い、オフィスビル、ホテル、マンション、物流施設など多様な開発メニューを展開しています。

同社の主要な顧客は投資家、不動産ファンド、自己利用目的の事業法人です。収益構造は物件の売却による一時的な収益と、自社保有不動産からの賃貸収入による継続的な収益の組み合わせとなっています。不動産の取得から改修、運営、売却まで一貫して手がけることで、各段階での収益機会を確保し、市場の変化に応じた柔軟な事業展開を可能にしています。

同社は6つの主要事業セグメントを展開しています。不動産再生事業では物件の改修・再生、不動産開発事業では新築開発、不動産賃貸事業では自社物件の運営を行います。さらに、不動産ファンド・コンサルティング事業では金融商品としての不動産運用、不動産管理事業では建物管理サービス、ホテル事業では自社ブランド「TOSEI HOTEL COCONE」の運営を手がけ、不動産の企画から運営まで総合的なサービスを提供しています。

経営方針

トーセイは2032年までの長期ビジョンとして「多様なソリューション力を持つユニークな不動産ポートフォリオマネージャー」を目指し、中期経営計画「Further Evolution 2026」を策定しています。同社は2026年11月期に連結売上高1,229億円、連結税引前利益220億円の達成を目標としており、これまでの堅調な業績推移を踏まえて計画を上方修正しています。ROEは14.0%を維持し、資本効率の高い経営を継続する方針です。

同社の重点投資分野は環境配慮商品の提供とサステナビリティ経営の推進です。不動産再生事業と開発事業では、既存不動産ストックの活用促進や取扱商品領域の拡大により差別化を図り、トーセイブランドの確立を目指しています。また、安定事業比率を45%以上に維持することで、市場変動に対する耐性を強化し、賃貸事業やファンド事業における継続的な収益基盤を拡大していく戦略を採用しています。

新市場開拓では、自社ブランドホテル「トーセイホテルココネ」の規模拡大とブランド浸透を推進し、差別化された宿泊サービスの提供により収益源の多様化を図っています。さらに物件査定の効率化やM&A活用による仕入競争力の向上、不動産ファンド事業でのサービス機能強化を通じて、事業領域の拡大と収益機会の創出を進めています。

技術革新への取り組みでは、不動産・金融・DXが融合した不動産テックビジネスを積極的に展開しています。具体的には不動産クラウドファンディングやセキュリティ・トークン発行、区分マンション販売におけるデジタルマッチングサービスを導入し、新たな顧客層への不動産投資機会を提供しています。同社はこれらのDX施策により業務プロセスの効率化を促進するとともに、自社再生物件や開発物件の出口戦略の多様化を図り、従来の不動産業界の枠を超えた革新的なビジネスモデルの構築を目指しています。