ファースト住建JP:8917

時価総額
¥186.6億
PER
13.4倍
戸建住宅・土地の分譲、建売住宅の企画・建築・販売、注文住宅、マンション新築・リノベーション分譲、賃貸、大規模木造建築の請負工事。

沿革

1999-07東京都杉並区において株式会社飯田建設工業を設立(資本金20,000千円)
飯田住建工業株式会社に社名を変更
兵庫県加古川市加古川町に本店を移転
戸建事業を開始
1999-10宅地建物取引業者免許取得 兵庫県知事(1)第401079号
2000-11兵庫県加古川市西神吉町に本店を移転
2000-12神戸市東灘区に御影営業所を開設
2001-01建設業許可取得 兵庫県知事 (般-12)第405731号
2001-02大阪府吹田市江坂町に江坂営業所を開設
宅地建物取引業者免許変更 国土交通大臣(1)第6116号
2001-04ファースト住建株式会社に社名を変更
御影営業所内にマンション事業課を設置。マンション事業を開始
2001-07御影営業所、江坂営業所を御影支店、江坂支店(現在は閉鎖)に変更
2001-11兵庫県西宮市田中町に西宮支店を開設
2002-02一級建築士事務所登録 兵庫県知事登録(一級)第400601号
2002-07マンション事業課を本店に移設
2002-10大阪市福島区に福島支店、兵庫県尼崎市東難波町に尼崎支店を開設
2003-01兵庫県明石市相生町に明石支店を開設
兵庫県尼崎市東難波町に本店を移転
2003-09大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
2003-10神戸市中央区に神戸支店を開設
2004-03大阪府高槻市に高槻支店を開設
2005-04大阪府守口市に守口支店を開設
大阪府堺市に堺支店を開設
2005-09京都府向日市に京都西支店を開設
2006-01京都市山科区に京都東支店、大阪府枚方市に枚方支店を開設
2006-06兵庫県姫路市に姫路支店を開設
2007-02奈良県奈良市に奈良支店を開設
2008-12名古屋市名東区に名古屋支店を開設
2011-01大阪府東大阪市に東大阪支店を開設
広島市安佐南区に広島支店(現在は閉鎖)を開設
2011-03愛知県春日井市に春日井支店(現 東海支社)を開設
2012-02福岡市博多区に福岡支店を開設
2012-04千葉県松戸市に松戸支店を開設
2012-09大阪証券取引所市場第一部銘柄指定
2013-07大阪証券取引所の東京証券取引所との現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に上場
2013-11さいたま市南区に浦和支店(現 首都圏支社)を開設
2013-12広島市東区に広島東支店を開設
2014-03ファースト工務店株式会社を子会社として設立
2017-11名古屋市西区に名古屋西支店を開設
2018-05アオイ建設株式会社(現 連結子会社)の株式取得
2022-04東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
2023-02名古屋市天白区に原支店を開設
2023-03リタ総合不動産株式会社を子会社として設立
2023-10東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に上場

事業内容

ファースト住建は、1999年7月の設立以来、住宅作りを通じて社会への貢献を目指しています。同社は、品質の高い住宅をより安価に、迅速に、そして安全に提供することを企業理念として掲げており、人材育成と健全な経営を通じて社会貢献を果たすことを目標にしています。

ファースト住建グループの事業セグメントは、戸建事業、マンション事業、および特建事業の3つに大別されます。戸建事業では、主に近畿圏や愛知県、広島県、福岡県、千葉県、埼玉県を中心に、戸建住宅の分譲や土地の分譲、請負工事などを行っています。特に、建売住宅の企画、建築、販売が主力であり、在来工法を用いた4LDKの住宅を標準的な仕様として提供しています。また、注文住宅の販売も行っており、「オーダーキューブ・システム」という規格型注文住宅を提供しています。

マンション事業では、新築マンションの分譲やリノベーション分譲、賃貸などを近畿圏と神奈川県を中心に展開しています。新築マンションでは、中規模のマンションを短期間で建築し、販売しています。リノベーション販売では、中古マンションを仕入れ、全面改装後に販売しています。

特建事業では、戸建分譲で培った木造建築のノウハウを活用し、戸建住宅以外の分野での大規模木造建築の請負工事を行っています。これにより、事業領域の拡大を図っています。

ファースト住建グループは、これらの事業を通じて、品質の向上、顧客ニーズに合った商品企画、工期の短縮、建築コストの低減に努め、社会への貢献を目指しています。

経営方針

ファースト住建は、社会への貢献を目指し、品質の高い住宅をより安価に、迅速に、そして安全に提供することを企業理念としています。同社は、戸建事業を主軸に、マンション事業や特建事業を含む幅広い事業を展開しており、近畿圏を中心に国内各地で事業エリアを拡大しています。

成長戦略として、ファースト住建は、戸建住宅供給棟数の拡大を推進し、マーケットシェアの獲得による収益拡大を目指しています。地域に密着した営業活動を基本戦略の一つとし、年間2~3支店の新設を目標に、事業エリアの拡大と深耕を図っています。また、顧客ニーズの的確な把握とマーケティングリサーチに努め、顧客満足の向上を追求しています。

さらに、営業部門と工事部門の効率化を図るため、アウトソーシングを活用し、少数精鋭主義を持続させることで、柔軟で機動的な組織構築を目指しています。これにより、事業展開のスピードを高め、市場での競争力を強化しています。

中長期的な観点からは、事業の多角化による経営の強化を図り、注文住宅の請負工事、マンション分譲や不動産賃貸等のマンション事業、さらには特建事業を通じて、新たな分野への進出にも取り組んでいます。これらの戦略により、将来の人口・世帯構成の変化に伴う住宅需要の多様化に対応し、収益基盤の強化と経営の安定性向上を目指しています。

ファースト住建は、これらの成長戦略を通じて、社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。