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平和不動産JP:8803
事業内容
平和不動産は、主に二つの事業セグメントを持っています。まず、ビルディング事業です。このセグメントでは、平和不動産、株式会社東京証券会館、東京日比谷ホテル株式会社、東京日本橋兜町ホテル株式会社が、証券取引所、オフィス、商業施設、住宅などの開発、賃貸、管理、売却を行っています。また、平和不動産プロパティマネジメント株式会社は、プロパティマネジメントを担当しています。
次に、アセットマネジメント事業があります。このセグメントでは、平和不動産と平和不動産アセットマネジメント株式会社が、平和不動産リート投資法人の資産運用を行っています。さらに、ハウジングサービス株式会社は、不動産の仲介業務を手がけています。これらの事業を通じて、平和不動産は多様な不動産関連サービスを提供しています。
経営方針
平和不動産は、長期ビジョン「WAY 2040」を掲げ、未来に豊かさをもたらす場づくりを目指しています。このビジョンの実現に向けて、2024年から2026年にかけての中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」を策定しました。この計画では、再開発事業の拡大、利益成長と資本効率の向上、社会価値の向上、経営基盤の強化を重点戦略としています。
再開発事業の拡大では、日本橋兜町・茅場町ブランドの確立や札幌での大規模再開発プロジェクトを推進し、全国での再開発プロジェクトを展開します。これにより、都市の競争力を高め、人々を惹きつける場づくりを進めます。また、利益成長と資本効率の向上を図るため、賃貸事業と資本回転型ビジネスの拡大、新規事業分野への進出を目指します。
社会価値の向上においては、サステナビリティ施策を推進し、環境・社会課題の解決に取り組みます。具体的には、GHG排出量の削減やサステナブルな街づくりを進め、持続可能な社会の実現に貢献します。さらに、経営基盤の強化では、人的資本の最大化やコーポレート・ガバナンスの強化を図り、成長を加速させる体制を整えます。
平和不動産は、これらの戦略を通じて企業価値の向上を目指し、持続可能な成長を実現することを目指しています。