- 日本企業
- 豊トラスティ証券
豊トラスティ証券JP:8747
沿革
1957-01 | 福岡市天神町に商品先物取引業を事業目的として、豊商事株式会社を設立。 |
1961-12 | 本社を福岡市から東京都中央区に移転。 |
1971-01 | 商品取引所法改正による登録制から許可制への移行に伴い、農林大臣及び通商産業大臣より商品取引員としての許可を受ける。 |
1987-08 | 本社ビル完成に伴い、本社を現在地(東京都中央区日本橋蛎殼町一丁目16番12号)に移転。 |
1990-02 | シンガポールにYUTAKA SHOJI SINGAPORE PTE.LTD.を子会社として設立。 |
1991-04 | 東穀不動産株式会社(現・ユタカエステート株式会社)を子会社(現・連結子会社)とする。 ユタカ・フューチャーズ株式会社を子会社として設立。 |
1991-08 | 商品取引所法改正に基づき農林水産大臣及び通商産業大臣より第一種商品取引受託業の許可を受ける。 |
1991-10 | 豊不動産株式会社を吸収合併し、経営基盤の強化と事業の拡大を図る。 |
1992-10 | 「商品投資に係る事業の規制に関する法律(商品ファンド法)」に基づき、大蔵大臣、農林水産大臣及び通商産業大臣より商品投資販売業の協議法人としての許可を受ける。 |
1994-09 | 子会社ユタカ・フューチャーズ株式会社が農林水産大臣及び通商産業大臣より「商品ファンド法」に基づく商品投資顧問業者の許可を受ける。 |
1995-11 | 日本証券業協会において株式店頭登録の承認を受け、株式公開する。(証券コード:8747) |
1996-11 | (社)金融先物取引業協会(現・(一社)金融先物取引業協会)に会員加入。 |
1997-02 | ㈱東京金融先物取引所(現・㈱東京金融取引所)に会員加入。 |
2004-12 | 日本証券業協会による店頭登録市場の廃止に伴い、㈱ジャスダック証券取引所(現・㈱東京証券取引所(スタンダード市場))へ株式上場。 |
2005-03 | 商品取引所法改正に基づき農林水産大臣及び経済産業大臣より商品取引受託業務の許可を受ける。 |
2006-02 | (財)日本情報処理開発協会(現・(一財)日本情報経済社会推進協会)よりプライバシーマーク認証を取得。(登録番号:10680005) |
2006-04 | ㈱東京金融先物取引所(現・㈱東京金融取引所)にて取引所為替証拠金取引「くりっく365」を取引開始。 |
2007-07 | ユタカ・アセット・トレーディング株式会社を連結子会社として設立。 |
2007-09 | 取引所為替証拠金取引「くりっく365」のサービス名を「Yutaka24」に変更。 金融商品取引法改正に基づき第一種及び第二種金融商品取引業を登録。 |
2010-10 | 金融商品取引法に基づく有価証券関連業を登録。 |
2010-11 | 日本証券業協会に加入。 ㈱東京金融取引所にて取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」を取引開始。(当社のサービス名「ゆたかCFD」) |
2011-04 | (一社)第二種金融商品取引業協会に会員加入。 |
2014-05 | あかつき証券株式会社と業務提携。 |
2014-07 | 証券媒介取引開始。(提出日現在は、本店及び支店の11店舗にて取扱しております。) |
2015-10 | 子会社であるユタカ・フューチャーズ株式会社の清算結了。(2015年7月31日に解散及び清算決議) |
2016-07 | 北陸地方に金沢支店を新設。 |
2017-04 | 中国地方に広島支店を新設。 |
2017-09 | マレーシアにYUTAKA SHOJI MALAYSIA SDN.BHD.を子会社(現・連結子会社)として設立。 |
2017-11 | EVOLUTION JAPAN株式会社の商品先物取引部門の事業譲受。 |
2020-04 | 商品デリバティブ取引のオンライン部門を事業分離。 |
2020-07 | ㈱大阪取引所にて商品先物取引等参加者として商品デリバティブ取引を開始。 |
2020-11 | 商号を「豊トラスティ証券株式会社」に変更。 |
2021-03 | 子会社であるYUTAKA SHOJI SINGAPORE PTE.LTD.の清算結了。(2019年7月16日に解散及び清算決議) |
2022-01 | ㈱大阪取引所にて先物取引等取引参加者として株価指数先物取引を開始。 |
2022-03 | 関東地方の池袋支店及びさいたま支店を統合し新宿支店を新設。 |
2022-04 | ㈱東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場JASDAQからスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
豊トラスティ証券及びそのグループ企業は、商品デリバティブ取引業等と不動産管理業を主要な事業セグメントとしています。同社は、金融商品取引法及び商品先物取引法に基づく商品デリバティブ取引(商品デリバティブ取引)及び金融商品取引法に基づく金融商品取引業(取引所株価指数証拠金取引、取引所為替証拠金取引及び株価指数先物取引)に係る受託業務と自己売買業務を行っています。また、子会社のユタカ・アセット・トレーディング株式会社は、自己売買業務を行っており、マレーシア現地法人子会社も同様の業務を展開しています。
不動産管理業においては、同社の子会社であるユタカエステート株式会社が研修施設等の管理事業を手掛けています。これらの事業を通じて、豊トラスティ証券グループは多角的なビジネスモデルを構築しており、金融市場における幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。
具体的なサービス名としては、「ゆたかCFD」が取引所株価指数証拠金取引に関連するサービスであり、「Yutaka24」が取引所為替証拠金取引に関連するサービスです。これらのサービスを通じて、同社は顧客に対して多様な投資機会を提供しています。
経営方針
豊トラスティ証券は、金融商品取引業と不動産管理業を主軸に事業を展開しています。同社は、顧客第一主義を企業理念とし、市場参加者の信頼と期待に応えるため、良質で鮮度のある情報の提供、多様化する投資ニーズに応じた商品の提供、および総合的な企画や提案ができる社員の育成に注力しています。特に、動画コンテンツを活用したマーケット情報の配信や、会場型セミナーの開催を通じて、新規顧客の獲得と顧客育成に努めています。
経営戦略としては、商品市場、証券市場、為替市場において多角的に事業を展開し、安定的な収益基盤の確保と顧客層の拡大を目指しています。これを実現するために、取引所株価指数証拠金取引「ゆたかCFD」や取引所為替証拠金取引「Yutaka24」の預り資産の拡大、東京証券取引所の総合取引参加者資格の取得を目指し、経営環境の変化に柔軟に対応できる組織や人材の育成に努めています。
また、顧客の預り資産や口座数の拡大を特に優先する課題としており、業界最大規模の営業スタッフと全国11本支店のネットワークを活用し、個人投資家のニーズに応えるとともに、法人委託者からの受託の拡大を図っています。さらに、デジタル技術を活用した動画コンテンツ「ゆたかTV」の配信や、金融セミナーの運営を通じて、新規口座数の拡大に努めています。
これらの施策により、豊トラスティ証券は安定的な収益基盤の確保と顧客層の拡大を目指しており、コンプライアンス態勢の強化や情報セキュリティ環境の向上にも注力しています。同社は、これらの課題に真摯に取り組み、企業価値の向上に努めていることが伺えます。