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マネックスグループJP:8698
事業内容
マネックスグループは、金融商品取引業、暗号資産交換業、有価証券の投資事業を主な事業として展開しています。報告セグメントは「日本」「米国」「クリプトアセット事業」「投資事業」の4つに分かれています。
日本セグメントでは、日本国内での事業投資や金融商品取引業を行っています。主要な会社にはマネックスグループ株式会社、マネックス・アセットマネジメント株式会社、3iQ Digital Holdings Inc.などがあります。
米国セグメントでは、米国における金融商品取引業を展開しています。主要な会社にはTradeStation Group, Inc.やTradeStation Securities, Inc.が含まれます。
クリプトアセット事業セグメントでは、暗号資産交換業を手がけています。主要な会社にはCoincheck Group N.V.やコインチェック株式会社があります。
投資事業セグメントでは、有価証券等の投資事業を行っています。主要な会社にはマネックスベンチャーズ株式会社やMV1号投資事業有限責任組合などがあります。
マネックスグループは、持株会社として42社の子会社と8社の持分法適用会社を有し、包括的な戦略を立案し事業を展開しています。また、株式会社しずおかフィナンシャルグループとも関係を持っています。
経営方針
マネックスグループは、オンライン金融事業や暗号資産交換業を中心に、グローバルな金融サービスを提供しています。同社は、最先端のIT技術とグローバルな価値観を活用し、個人投資家の資産形成を支援することを目指しています。企業理念として、未来におけるお金との付き合い方をデザインし、個人の自己実現を可能にすることを掲げています。
同社の成長戦略は、ROE15%を目標に掲げ、各事業セグメントの成長を促進することにあります。特に、証券事業やクリプトアセット事業、アセットマネジメント事業において、成長領域への投資を強化し、利益成長を図る方針です。また、グループ内のシナジーを追求し、新たな価値の提供を目指しています。
証券事業では、米国のTradeStationがアクティブトレーダー向けのサービスを強化し、顧客の取引体験を向上させることに注力しています。日本では、マネックス証券がNTTドコモとの提携を通じて新規口座獲得を進め、UI/UXの改善を図っています。クリプトアセット事業では、Coincheck Groupがナスダック上場を果たし、グローバル展開を加速しています。
アセットマネジメント事業では、3iQやWestfield Capital Managementへの投資を通じて成長を加速させています。日本国内では、マネックス・アセットマネジメントがロボアドバイザーサービスを展開し、運用残高を拡大しています。ウェルスマネジメント事業では、富裕層向けのプライベートバンキングサービスを提供し、質の高いサービスを追求しています。
マネックスグループは、これらの戦略を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。社員の力を最大限に引き出すための人材育成環境の整備にも注力し、社会から信頼される企業であり続けることを目指しています。