愛媛銀行JP:8541

時価総額
¥498.7億
PER
8.5倍
銀行業務を中心に、リース業、コンピュータ関連、クレジットカード、保証、シップファイナンス、ベンチャー投資、農林水産業支援、SDGs経営支援など多岐にわたる事業。

事業内容

愛媛銀行は、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。愛媛銀行とその関連会社は、連結子会社5社と持分法適用の非連結子会社8社で構成されています。これにより、地域金融機関としての役割を果たし、地域社会に信頼される存在を目指しています。

愛媛銀行の銀行業務は、本店を含む98の支店と12の出張所で行われています。預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを提供し、地域の金融ニーズに応えています。また、ひめぎんビジネスサービス株式会社が銀行業務に関連するサービスを提供しています。

リース業務は、ひめぎんリース株式会社が担当しています。この会社は、企業や個人向けにリースサービスを提供し、資産の効率的な利用をサポートしています。これにより、顧客の資金調達ニーズに応えています。

その他の事業として、株式会社ひめぎんソフトがコンピュータ関連業務を、株式会社愛媛ジェーシービーがクレジットカード業務を行っています。また、株式会社西瀬戸マリンパートナーズは保証業務やシップファイナンスの高度化支援を提供しています。

持分法適用の非連結子会社では、投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2013がベンチャー企業への投資を行っています。また、えひめガイヤ成長産業化支援ファンドなどが農林水産業の支援育成を目的とした投資を行っています。

さらに、せとうちSDGs投資事業有限責任組合は、SDGsを経営に取り込む企業への支援を行っています。合同会社コラボローン西瀬戸は、船舶取得を目的とした金銭債権の取得、保有、処分業務を行っています。これにより、地域の経済発展に貢献しています。

経営方針

愛媛銀行は、地域社会の発展に寄与することを目指し、2024年4月から3年間の中期経営計画「変革への挑戦3rd stage」を推進しています。この計画は、地域とともに持続可能な発展を目指し、「金融プラス1」収益力の強化、強固な経営基盤の確立、サステナビリティ経営の実践を基本方針としています。

「金融プラス1」収益力の強化では、法個人コンサルティングやグループ総合力を活用し、収益力を高めることを目指しています。また、強固な経営基盤の確立に向けては、新しいAPプラットフォームの導入による生産性向上とガバナンスの強化を図ります。

サステナビリティ経営の実践では、人的資本経営を通じて地域価値を創造し、持続可能な地域社会の実現を目指します。これにより、愛媛銀行は地域の発展に貢献し、地域全体の価値を高めることを目指しています。

愛媛銀行は、これらの戦略を通じて、地域金融機関としての役割を果たし、地域社会に信頼される存在を目指しています。中期経営計画の最終年度には、当期純利益60億円以上、ROE4%程度、OHR60%台、連結自己資本比率8%以上を目標としています。