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北洋銀行JP:8524
事業内容
北洋銀行は、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、有価証券業務、クレジットカード業務などを展開し、地域経済の活性化に貢献しています。
また、北洋銀行グループには、リース業務を手がける株式会社札幌北洋リースがあります。この会社は、企業や個人に対してリースサービスを提供し、設備投資の支援を行っています。
さらに、クレジットカード業務や信用保証業務を行う株式会社札幌北洋カード、銀行事務代行を行う北洋ビジネスサービス株式会社、証券業務を手がける北洋証券株式会社などがグループに含まれています。
加えて、株式会社北海道共創パートナーズは、コンサルティング業務や人材紹介業務、M&Aアドバイザリー業務を提供しています。これにより、企業の成長や経営戦略の支援を行っています。
経営方針
北洋銀行は、2023年度から2026年度にかけて「新たな成長へのチャレンジ」という中期経営計画を推進しています。この計画は、北海道の人口減少に伴う市場縮小の懸念に対応し、地域社会の持続可能性を支援することを目的としています。北洋銀行は、地域の企業や個人のニーズに応えることで、北海道の未来に貢献することを目指しています。
この中期経営計画では、「成長」と「環境・社会」をキーワードに、3つの全体戦略を掲げています。具体的には、北海道とお客さまのサステナビリティ向上のサポート、お客さまの成長を支える人材の育成、そして店舗機能の再構築と事務効率化による生産性の向上です。これらの戦略を通じて、北洋銀行は企業価値の向上を目指しています。
北洋銀行は、2025年度までに親会社株主に帰属する当期純利益を170億円とし、自己資本比率を14%程度に引き上げることを目標としています。また、ROEを4%程度に、コアOHRを70%程度に改善することを計画しています。これらの指標を達成することで、持続可能な成長を実現しようとしています。
北海道は、少子高齢化や事業所数の減少といった課題を抱えていますが、再生可能エネルギーや次世代半導体製造企業の進出など、産業構造の変革の機会もあります。北洋銀行は、これらの変化に対応し、地域の持続可能な発展を支援するために、経営理念と行動規範を実践し、中期経営計画を確実に進めていく方針です。