- 日本企業
- フューチャーベンチャーキャピタル
フューチャーベンチャーキャピタルJP:8462
沿革
1998-09 | 京都市にフューチャーベンチャーキャピタル株式会社を設立 |
1998-11 | 当社第一号ファンドであるフューチャー一号投資事業有限責任組合を設立 |
1999-12 | 投資顧問業免許取得 |
2001-10 | 大阪証券取引所ナスダック・ジャパンに株式を上場 |
2001-11 | 東京都中央区に東京支店を設立 |
2002-05 | 岩手県盛岡市に岩手事務所を設立 |
2005-08 | 当社初の機関投資家向け大型ファンドであるFVCグロース投資事業有限責任組合を設立 |
2006-09 | 大阪証券取引所ヘラクレス市場グロース銘柄からスタンダード銘柄に所属変更 東京都千代田区に東京支店を移転 愛媛県松山市に愛媛事務所を設立 |
2010-10 | 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場 |
2011-12 | 東京都港区に東京支店を移転し、東京事務所に改組 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合により、東京証券取引所JASDAQに株式を上場 |
2015-08 | 京都市に子会社、株式会社IoT Sohatsu Ventures(現連結子会社)を設立 |
2016-03 | 東京都中央区に東京事務所を移転 |
2016-10 | 米国コロラド州のEnConnect Holdings, LLCを買収し、現地法人FVC Americasとして運営開始 |
2017-02 | 米国コロラド州に子会社、FVCA Holdings, LLCを設立 |
2017-07 | 子会社、株式会社IoT Sohatsu Venturesを株式会社FVCPに商号変更 |
2017-11 | 株式会社デジアラホールディングスを株式取得により持分法適用関連会社化 |
2018-08 | 子会社、株式会社FVCPをFVC Tohoku株式会社に商号変更、本社を岩手県盛岡市に移転 |
2018-12 | 持分法適用会社であるあおもりクリエイトファンド投資事業有限責任組合の出資持分取得により連結子会社化 |
2019-05 | 子会社、FVCグロース投資事業有限責任組合の全財産を組合員に分配 |
2019-07 | 東京都港区に東京事務所を移転 |
2019-09 | 子会社、FVCA Holdings, LLC 及びその連結子会社である FVC Americas, LLCの株式を譲渡 |
2021-05 | 子会社、あおもりクリエイトファンド投資事業有限責任組合の全財産を組合員に分配 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行 |
2023-03 | 株式会社デジアラホールディングスの株式譲渡により、持分法適用関連会社より除外 |
2023-11 | 新中期経営計画(フューチャービジョン2027)を策定 |
2023-12 | 東京都千代田区に東京本部を開設 |
事業内容
フューチャーベンチャーキャピタルは、国内に複数の事業拠点を持ち、主にベンチャーキャピタル事業を展開しています。この事業では、ベンチャー企業への投資、投資助言、投資事業組合の組成およびその管理・運営を行っています。また、投資事業組合の無限責任組合員として、投資先の選定や育成支援も手がけています。
同社は、ベンチャーキャピタル事業における投資事業組合の管理・運営と利益相反が生じない範囲で、地域企業のM&Aにも積極的に取り組んでいます。このM&A活動は、投資事業組合の資金に頼らず、同社の自己勘定によって行われます。
フューチャーベンチャーキャピタルの事業内容を示す事業系統図によれば、同社の事業はベンチャーキャピタル事業を中心に展開されており、ベンチャー企業への投資、投資助言、投資事業組合の組成と管理・運営、そして地域企業のM&Aという四つの主要な活動に分かれています。これらの活動を通じて、同社はベンチャー企業の成長支援と地域経済の活性化に貢献しています。
経営方針
フューチャーベンチャーキャピタルは、新たな経営体制のもとで、ベンチャーキャピタル事業の立て直しと中長期的な企業価値、並びに株主価値の向上を目指しています。同社は、株主の利益を最優先に考え、経営資源の合理的な活用と適切なコーポレート・ガバナンス体制の確立に努めています。その一環として、「集中と選択」の経営方針を採用し、新たな経営戦略の実行能力を獲得することを重視しています。
同社の成長戦略は、投資ファンドの規模と投資領域の拡大、および地域企業のM&Aの実行に焦点を当てています。これにより、ファンド管理報酬や成功報酬だけでなく、直接的な投資によるキャピタルゲインを通じて収益の多角化を目指しています。特に、新規ファンドの設立と地域企業のM&Aは、同社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題として挙げています。
フューチャーベンチャーキャピタルは、ベンチャー企業への投資、投資助言、投資事業組合の組成およびその管理・運営を主な事業活動としており、これらを通じてベンチャー企業の成長支援と地域経済の活性化に貢献しています。また、投資事業組合との利益相反が生じない範囲で地域企業のM&Aにも積極的に取り組んでおり、これらの活動を通じて収益の多角化を図っています。
このように、フューチャーベンチャーキャピタルは、ベンチャーキャピタル事業の強化と地域企業のM&Aを軸に、中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、新体制のもとで中期経営計画を策定し、資産運用総額(AUM)の拡大を目指すことで、企業価値と株主価値のさらなる向上を目指しています。