東京センチュリーJP:8439

時価総額
¥9551.9億
PER
9.5倍
国内リース、オートモビリティ、スペシャルティ、国際、環境インフラの各事業セグメントで多様なリース・ファイナンスサービスを提供。

事業内容

東京センチュリーは、国内リース事業、オートモビリティ事業、スペシャルティ事業、国際事業、環境インフラ事業の5つの事業セグメントを展開しています。これにより、多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

国内リース事業では、情報通信機器や産業工作機械、輸送用機器などを対象にリースやファイナンスを行っています。これにより、企業の設備投資をサポートし、効率的な資産運用を支援しています。

オートモビリティ事業では、法人や個人向けにオートリース、レンタカー、カーシェアリングサービスを提供しています。これにより、顧客の多様な移動ニーズに応え、利便性を高めています。

スペシャルティ事業では、船舶や航空機、不動産を対象に国内外でリースやファイナンスを行っています。これにより、特定の産業分野における資産運用を支援し、専門的なサービスを提供しています。

国際事業は、東アジアやアセアン、北米、中南米を中心にリースやファイナンスを展開しています。これにより、グローバルなビジネス展開を支援し、国際的な市場での競争力を高めています。

環境インフラ事業では、再生可能エネルギーに関連する発電事業やリース、ファイナンスを行っています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献し、環境に配慮したビジネスを推進しています。

また、東京センチュリーは損害保険代理店業などのその他事業も展開しており、幅広いサービスを提供しています。これにより、顧客の多様なニーズに応える総合的なソリューションを提供しています。

経営方針

東京センチュリーは、2023年5月に「中期経営計画2027」を策定し、持続的な成長を目指しています。この計画では、高い収益性と安定性を持つポートフォリオへの変革を進め、稼ぐ力の強化とESGの推進を通じてサステナビリティ経営を実現することを目指しています。

同社は「自らを変革し、変化を創造する」というテーマのもと、持続的な成長を続けるために、既存の強みを深化させるとともに、変化に対応するだけでなく、自ら変革を起こす企業グループを目指しています。これにより、企業価値の向上を図ります。

中期経営計画2027では、特に4つの要素において変革を図り、稼ぐ力の強化とESGの推進を実行します。これにより、企業価値を向上させ、持続可能な成長を実現することを目指しています。これらの取り組みは、東京センチュリーの長期的な成長戦略の一環です。

また、同社は「金融」・「サービス・事業」をカテゴリー化し、各ビジネスカテゴリーにおける期待収益率やリスク・リターンを考慮したポートフォリオの適切な配分を行います。これにより、高い収益性と安定性を持つポートフォリオへの変革を進めています。

さらに、バランスシートマネジメントの強化と総合リスクマネジメントの強化を並行して推進し、資本コストや株価を意識した経営を実現することを目指しています。これにより、安定的にROE10%以上を維持できる体制を構築します。