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セブン銀行JP:8410
事業内容
セブン銀行は、国内外で多様な事業セグメントを展開しています。まず、国内事業セグメントでは、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーなどの店舗をはじめ、空港や駅、金融機関店舗にATMを設置しています。これにより、24時間365日稼働する利便性の高いATMネットワークを提供し、多くの金融機関と提携しています。
また、セブン銀行の口座を持つ顧客には、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービスなどの金融サービスを提供しています。これらのサービスは、セブン銀行の知見や外部企業との連携を活用し、顧客の多様なニーズに応える形で展開されています。
クレジットカード・電子マネー事業セグメントでは、子会社のセブン・カードサービスが中心となり、国内でクレジットカード事業や電子マネー事業を展開しています。これにより、ノンバンク事業としての役割を果たし、顧客に多様な決済手段を提供しています。
海外事業セグメントでは、米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。さらに、2025年からはマレーシアでもATM運営事業を開始し、国際的な事業展開を進めています。これにより、セブン銀行はグローバルな金融サービスの提供を目指しています。
セブン銀行は、社会の変化をビジネスチャンスと捉え、社会価値と企業価値の持続的な創出を目指しています。事業・サービスの多角化を推進し、顧客に対する価値提供を強化しています。これにより、セブン銀行は多様なニーズに応える金融機関としての地位を確立しています。
経営方針
セブン銀行は、持続的な成長を目指し、2021年から2025年までの中期経営計画を策定しています。この計画では、ATMプラットフォーム事業の変革と戦略的投資を通じた事業多角化を推進しています。特に、ATMネットワークを活用し、金融機関や一般事業者に対する新たなサービスを展開することに注力しています。
また、セブン銀行はサステナビリティを経営戦略の根幹に据え、社会課題の解決に貢献することを目指しています。これにより、社会と企業の双方に新たな価値を創造し続けることを目指しています。さらに、企業変革を推進し、持続的成長の原動力となる事業運営を強化しています。
国内では、ATMプラットフォームの進化を図り、キャッシュレス化の進展に対応した新サービスを提供しています。特に、顔認証機能を活用した「FACE CASH」など、革新的な金融体験を提供し、顧客の利便性を高めています。これにより、セブン銀行は顧客にとって「近くて便利」な存在を目指しています。
海外展開においては、米国やアジア諸国でのATMネットワークの拡大を進めています。特に、米国ではセブン‐イレブンとの協業を強化し、独自の金融サービスを提供することで、顧客基盤の強化を図っています。アジアでは、インドネシアやフィリピンでのATM事業を拡大し、マレーシアでも新たに事業を開始しています。
セブン銀行は、これらの戦略を通じて、顧客の多様なニーズに応える金融機関としての地位を確立し、社会価値と企業価値の持続的な創出を目指しています。これにより、セブン銀行は「お客さまの『あったらいいな』を超えて、日常の未来を生みだし続ける」存在であり続けることを目指しています。