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琉球銀行JP:8399
事業内容
琉球銀行グループは、琉球銀行とその連結子会社6社で構成され、主に銀行業務を中心に多様な事業を展開しています。具体的には、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務、IT業務などを手がけています。
琉球銀行は、沖縄県内に75の営業店を持ち、預金業務や貸出業務、内国為替業務、外国為替業務を行っています。県内中小企業や個人に対して安定的に資金を供給し、沖縄県の中核的金融機関として地域経済の発展に寄与しています。
リース業務は、株式会社琉球リースが担当しています。クレジットカード業務は、株式会社りゅうぎんディーシーと株式会社OCSが行っており、幅広いクレジットカードサービスを提供しています。
信用保証業務は、りゅうぎん保証株式会社が住宅ローンなどの保証を行っています。IT業務は、株式会社リウコムが担当し、情報技術関連のサービスを提供しています。
また、株式会社りゅうぎん総合研究所は、産業、経済、金融に関する調査研究業務を行っています。これにより、地域の経済発展に貢献しています。
経営方針
琉球銀行は、地域社会の発展に寄与することを経営理念とし、顧客本位の業務運営を目指しています。新たな中期経営計画「Empower 2025」を掲げ、沖縄県の成長ポテンシャルを活かし、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。
琉球銀行は、預貸金・有価証券運用の強化を図り、顧客との長期的な関係構築を重視しています。新営業支援システム「CAFU」を活用し、デジタル技術を駆使して顧客に適切な提案を行い、安定的な預金調達と収益基盤の拡充を目指しています。
地域課題解決の先導として、琉球銀行はESG経営を推進し、沖縄県のカーボンニュートラルをけん引する取り組みを行っています。省エネ・再エネの普及や脱炭素化に向けた事業者支援を通じて、持続可能な地域社会の実現に貢献しています。
グループ連携とアライアンスの強化も重要な戦略です。2026年に新本店ビルがオープンし、グループ会社が集約されることで、情報共有と人材交流が促進されます。県外地方銀行との連携を通じて、専門的な知見を取り入れ、事業基盤を拡大します。
人的資本投資の増強と最適化も進めています。琉球銀行は、役職員の専門性を高めるために積極的な人材投資を行い、自律的な学びを支援する制度を充実させています。デジタル分野の知見を高め、新規事業領域への挑戦を促進しています。
琉球銀行は、地域経済の成長や課題解決に向けて、地域に寄り添い続けることを目指しています。中期経営計画「Empower 2025」の最終年度である2027年度には、親会社株主に帰属する当期純利益90億円、サステナブルファイナンス実行額3,000億円などの目標を掲げています。