百十四銀行JP:8386

時価総額
¥1712.1億
PER
9.7倍
香川県を中心に銀行業務、リース業、信用保証、クレジットカード、ICTソリューション、不動産賃貸・管理などを展開する金融サービス企業。

事業内容

百十四銀行は、香川県を中心に広域瀬戸内圏を主要な営業基盤とし、銀行業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを行っています。これらの業務は、百十四銀行の本店や支店、出張所で展開されています。

また、百十四銀行グループには、リース業を手がける百十四リース株式会社があります。この会社は、金融関連業務の一環として、リース業務を提供しています。リース業務は、企業や個人に対して設備や機器のリースを行うことで、資金調達の一助となっています。

その他の事業として、百十四総合保証株式会社が信用保証業務を行っています。また、株式会社百十四ディーシーカードと株式会社百十四ジェーシービーカードがクレジットカード業務を展開しています。さらに、百十四ビジネスサービス株式会社は、百十四銀行からの事務受託業務を行っています。

非金融業務では、株式会社百十四システムサービスがICTソリューションを提供し、株式会社百十四人材センターが人材紹介ソリューションを提供しています。また、日本橋不動産株式会社は不動産の賃貸・管理業務を行っています。これらの多様なサービスにより、地域社会や顧客に幅広い価値を提供しています。

経営方針

百十四銀行は、地域社会との共存共栄を目指し、持続可能な成長を追求しています。同社は「長期ビジョン2030」と中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」を策定し、金融と非金融の融合によるシナジーを創出することを目指しています。これにより、地域社会のウェルビーイングを実現し、経営の持続可能性を高めることを目指しています。

同社は、地域金融機関としての強みを活かし、地域経済の活性化や国際業務、船舶関連融資に注力しています。また、ベトナムに現地法人を設立し、法人顧客の海外進出を支援するなど、グローバルな視点での事業展開も進めています。これにより、地域や顧客の課題解決に貢献しています。

中期経営計画では、3つの成長エンジン(SX、HRX、DX)を活用し、職員のウェルビーイング向上や生産性の向上を図っています。これにより、コンサルティング機能の強化や新事業領域の探索を進め、地域社会とともに持続的な成長を目指しています。また、SDGsに基づくサステナビリティ経営を推進し、環境・社会価値と経済価値の両立を図っています。