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山陰合同銀行JP:8381
事業内容
山陰合同銀行グループは、銀行業務を中心に、リース業務やクレジットカード業務などの金融サービスを提供しています。グループは山陰合同銀行とその関連会社19社で構成されています。
銀行業務は、山陰合同銀行の本店および75の支店で行われており、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託および登録業務などを提供しています。これがグループの中心的なセグメントです。
リース業務は、ごうぎんリース株式会社が担当しています。この会社は、企業や個人に対してリースサービスを提供し、設備投資の支援を行っています。
その他の事業として、山陰合同銀行グループはクレジットカード業務も展開しています。これにより、顧客に多様な金融サービスを提供し、利便性を高めています。
経営方針
山陰合同銀行は、「地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク」を経営理念に掲げ、地域のリーディングバンクとしての役割を果たすことを目指しています。同社は、地域とお客様の課題解決に貢献し、持続的な成長を遂げることを長期ビジョンとしています。
同社は、2024年度から2026年度を計画期間とする中期経営計画を策定し、4つの基本戦略を掲げています。これには「課題解決による成長戦略」「DX戦略」「構造改革・人的資本戦略」「株主価値向上戦略」が含まれ、これらを通じてサステナビリティ経営を実践し、社会的インパクトを創出することを目指しています。
成長戦略の一環として、法人コンサルティング分野では「全員コンサル」を展開し、企業の付加価値向上に貢献しています。また、個人コンサルティング分野では、野村證券との提携により、資産全体を考慮した質の高いサービスを提供し、顧客の豊かな未来形成を支援しています。
DX戦略では、アプリや法人ポータルの機能強化を進め、利便性を向上させています。2024年には個人向けアプリ「DanDanBANK」をリリースし、全国からの取引を可能にしました。非対面チャネルの拡張やAIの活用により、デジタルな銀行への変革を目指しています。
構造改革・人的資本戦略では、人材の育成と再配置を進め、法人コンサルやデジタル分野の強化を図っています。人事制度の改定やウェルビーイングな職場環境の実現を通じて、従業員の能力を最大限に引き出すことを目指しています。
株主価値向上戦略では、ROEの向上と株主還元の充実を図り、企業価値の最大化を目指しています。これにより、すべてのステークホルダーに貢献し、持続可能な地域社会の実現を目指しています。