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七十七銀行JP:8341
事業内容
七十七銀行は、銀行業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務などを行っています。また、社債受託業務や代理業務、債務の保証、国債等公共債・投資信託・保険商品の窓口販売、信託業務も手がけています。
七十七銀行の子会社である七十七リース株式会社は、リース業務を専門に行っています。これにより、企業や個人に対して設備や機器のリースを提供し、資金調達の選択肢を広げています。
その他の関連会社として、七十七信用保証株式会社や株式会社七十七カード、七十七証券株式会社などがあります。これらの会社は、信用保証業務、クレジットカード業務、金融商品取引業務、調査研究業務、コンサルティング業務などを展開しています。
さらに、七十七銀行グループは、ファンド運営業務や投資業務も行っています。七十七キャピタル株式会社や77ニュービジネス投資事業有限責任組合などがこれに該当し、投資家に対して多様な投資機会を提供しています。
このように、七十七銀行は銀行業務を基盤にしながら、リース、クレジットカード、証券、コンサルティング、投資など多岐にわたる金融サービスを展開し、地域経済の発展に寄与しています。
経営方針
七十七銀行は、地域社会の繁栄を目指し、宮城・東北から新たな活躍の場を切り拓くリーディングカンパニーを目指しています。この基本方針のもと、同社は地域に最良のソリューションを提供し、感動と信頼を積み重ねることを重視しています。
中長期的な経営戦略として、七十七銀行は「Vision 2030」を策定しました。この計画は2021年度から2030年度までの10年間を対象とし、地域とともに成長するための4つの基本戦略を掲げています。また、透明性の高い経営を実践し、地域や顧客、株主からの支持を得ることを目指しています。
「Vision 2030」では、財務基盤の強化を目指し、2030年度までに連結純利益450億円、ROE7%以上、自己資本比率10%程度、コアOHR40%以下を目標としています。これにより、持続可能な成長を実現しようとしています。
七十七銀行は、地域の活性化や顧客の課題解決、ステークホルダーへの還元、気候変動への対応、信頼性の高い金融サービスの提供、生き生きと働ける職場環境の創出を重要課題としています。これらを通じて、地域経済の成長に貢献することを目指しています。
同社は、政策金利の引上げや物価高、人手不足などの影響を考慮し、地域に十分な資金供給を行い、金融仲介機能を発揮しています。また、コンサルティング機能を強化し、顧客の資産形成や経営改善を支援することで、地域経済の発展に寄与しています。