りそなホールディングスJP:8308

時価総額
¥3.56兆
PER
14.6倍
銀行・信託業務、クレジットカード、ベンチャーキャピタル、ファクタリング、投資運用、投資助言・代理、リースなどの金融サービス。

事業内容

りそなホールディングスは、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行などと共に、りそなグループを形成しています。このグループは、国内に30社、海外に3社の連結子会社を持ち、さらに5社の持分法適用関連会社があります。

りそなグループは、銀行業務や信託業務を中心に、クレジットカード業務、ベンチャーキャピタル業務、ファクタリング業務、投資運用業務、投資助言・代理業務、リース業務など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。これにより、幅広い顧客ニーズに応えています。

同社は、事業部門を「個人部門」「法人部門」「市場部門」の3つに区分し、管理会計を行っています。これらの部門は、りそなグループの報告セグメントとして機能し、各部門が専門的なサービスを提供することで、グループ全体の競争力を高めています。

経営方針

りそなホールディングスは、「リテールNo.1」を目指し、顧客と地域社会に最も支持されるソリューショングループを目指しています。同社は、社会価値と企業価値の最大化を図るため、顧客の喜びを自社の喜びとする姿勢を貫いています。

同社は、地球温暖化や少子高齢化といった社会課題に対応するため、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。これにより、顧客の多様化するニーズに応えることを目指しています。

中期経営計画では、2023年度から2025年度を計画期間とし、「リテールNo.1実現への加速に向けてCXに取り組む最初の1,000日」と位置づけています。価値創造力の強化と経営基盤の次世代化を通じて、収益とコスト構造の改革を進めます。

具体的な取り組みとして、中小企業向け貸出や事業承継、キャッシュレス・DX、資産形成サポートなどに注力しています。これにより、顧客基盤の強化と新たな価値の創造を図ります。

また、ガバナンスや人的資本、知的資本の次世代化を進め、変化に柔軟に対応できる体制を整えています。これにより、持続的な社会価値と企業価値の向上を目指しています。

資本マネジメントでは、ROE8%を目指し、成長投資や株主還元を通じて企業価値の向上を図ります。2029年度にはDOE3%を目標とし、安定的な増配を目指しています。