三菱UFJフィナンシャル・グループJP:8306

時価総額
¥17.83兆
PER
23.8倍
銀行、信託銀行、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務、資産運用業務などを手がける、グローバル金融グループ。

沿革

2000-04株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社及び日本信託銀行株式会社が、持株会社の設立を通じた経営統合に基本合意。
2000-07株式会社三和銀行、株式会社東海銀行及び東洋信託銀行株式会社が、持株会社の設立を通じた経営統合に基本合意。
2001-04株式会社東京三菱銀行、三菱信託銀行株式会社及び日本信託銀行株式会社が、株式移転により当社(新商号:株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ)を設立。
当社普通株式を、東京、大阪(現 東京)、ニューヨーク、ロンドンの各証券取引所に上場。
株式会社三和銀行、株式会社東海銀行及び東洋信託銀行株式会社が、株式移転により株式会社UFJホールディングスを設立。
同社普通株式を、東京、大阪(現 東京)、名古屋の各証券取引所に上場。
2001-07東洋信託銀行株式会社が東海信託銀行株式会社を合併。
2001-09東京信託銀行株式会社を完全子会社化。
2001-10三菱信託銀行株式会社が、日本信託銀行株式会社及び東京信託銀行株式会社を合併。
2001-11株式会社UFJホールディングス普通株式をロンドン証券取引所に上場。
2002-01株式会社三和銀行と株式会社東海銀行が合併し、株式会社UFJ銀行に商号変更。
東洋信託銀行株式会社がUFJ信託銀行株式会社に商号変更。
2002-09東京三菱証券株式会社及び東京三菱パーソナル証券株式会社が、国際証券株式会社及び一成証券株式会社と合併し、三菱証券株式会社に商号変更。三菱証券株式会社を連結子会社化。
2004-04株式会社UFJホールディングスがUFJつばさ証券株式会社を直接子会社化。
2005-10当社と株式会社UFJホールディングスが合併し、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループに商号変更。また、三菱信託銀行株式会社とUFJ信託銀行株式会社及び三菱証券株式会社とUFJつばさ証券株式会社も、それぞれ合併し、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ証券株式会社に商号変更。三菱UFJフィナンシャル・グループが発足。
当社普通株式を、名古屋証券取引所に上場。
UFJニコス株式会社(日本信販株式会社と株式会社UFJカードが2005年10月に合併)を連結子会社化。
2006-01株式会社東京三菱銀行と株式会社UFJ銀行が合併し、株式会社三菱東京UFJ銀行に商号変更。
2006-06当社普通株式のロンドン証券取引所上場を廃止。
2007-04UFJニコス株式会社と株式会社ディーシーカードが合併し、三菱UFJニコス株式会社に商号変更。
2007-09三菱UFJ証券株式会社を完全子会社化。
2008-08三菱UFJニコス株式会社を完全子会社化し、同社株式の一部を農林中央金庫に譲渡。
2008-11株式会社三菱東京UFJ銀行が、UnionBanCal Corporationを完全子会社化。
2008-12アコム株式会社を連結子会社化。
2010-04三菱UFJ証券株式会社は、その金融商品取引業等を会社分割(吸収分割)により同社の100%子会社(三菱UFJ証券株式会社に商号変更)に承継させて中間持株会社に移行し、その商号を三菱UFJ証券ホールディングス株式会社に変更。
2010-05当社とモルガン・スタンレーは、モルガン・スタンレー証券株式会社のインベストメントバンキング部門を承継した三菱UFJ証券株式会社(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社に商号変更)とモルガン・スタンレー証券株式会社(モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社に商号変更)に共同出資。
2013-12株式会社三菱東京UFJ銀行が、Bank of Ayudhya Public Company Limitedを連結子会社化。
2014-07UnionBanCal Corporationは、株式会社三菱東京UFJ銀行の米州事業との統合に伴い、MUFG Americas Holdings Corporationに商号変更。
2015-06指名委員会等設置会社へ移行。
2017-10三菱UFJニコス株式会社を完全子会社化。Japan Digital Design株式会社を設立。
2018-04株式会社三菱東京UFJ銀行は、株式会社三菱UFJ銀行に商号変更。
2018-12Global Open Network株式会社を設立。
2019-04株式会社三菱UFJ銀行が、PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.を連結子会社化。
2022-04東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、それぞれ市場第一部からプライム市場及びプレミア市場に移行。
2022-12株式会社三菱UFJ銀行は、MUFG Americas Holdings Corporationを通じ保有する連結子会社MUFG Union Bank, N.A.を売却。

事業内容

三菱UFJフィナンシャル・グループは、銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務、資産運用業務などを手がける大手金融グループです。

同社グループは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などの主要子会社を擁し、「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を目指しています。

銀行業務では、個人向けの預金・融資サービスや法人向けの融資、外国為替、決済サービスなどを提供しています。信託銀行業務では、資産運用、資産管理、年金信託などのサービスを手がけています。証券業務では、株式・債券の売買、投資信託の販売、M&Aアドバイザリーなどを行っています。

また、クレジットカード・貸金業務では、三菱UFJニコスが、リース業務では、三菱UFJリースが、資産運用業務では、三菱UFJ国際投信が中心的な役割を果たしています。

同社グループは、既存の業態の枠を超えて、グループ一体となって金融商品・サービスを提供するグループ融合型の組織体制を構築しており、グループ各社の連携のもと一元的に戦略を定め事業を推進する事業本部制度を導入しています。

経営方針

三菱UFJフィナンシャル・グループは、中期経営計画において「企業変革」、「成長戦略」、「構造改革」の3本柱を掲げ、変革を推進しています。

「企業変革」では、デジタルトランスフォーメーションの推進、環境・社会課題への貢献、そしてスピードと挑戦をキーワードにしたカルチャー改革に取り組んでいます。デジタル化によりお客様接点の強化や業務の効率化を図り、サステナビリティ経営の深化にも注力しています。

「成長戦略」では、ウェルスマネジメントの強化、経営課題解決型アプローチの推進、アジア地域での事業拡大、GCIB&Global Marketsの収益力向上、グローバルアセットマネジメント/インベスターサービスの強化などに注力しています。これらの取り組みを通じて収益力の強化を目指しています。

「構造改革」では、経費とリスク・アセットのコントロール、基盤・プラットフォームの改革、事業ポートフォリオの見直しに取り組み、強靭性の確保を図っています。

また、同社グループは2023年度のROE目標を8%以上に設定しており、収益力の向上とリスク・アセットの最適化により、資本効率の改善を目指しています。

このように、三菱UFJフィナンシャル・グループは、デジタル化、サステナビリティ、そして収益力強化に注力しながら、変革を推進することで、社会の期待に応える存在となることを目指しています。