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クワザワホールディングスJP:8104
事業内容
クワザワホールディングスは、建設資材の販売と工事施工を主な事業とする企業グループです。グループは持株会社であるクワザワホールディングスを中心に、連結子会社17社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社3社、持分法非適用関連会社3社で構成されています。主に北海道を基盤に事業を展開しています。
クワザワホールディングスの事業セグメントは以下の通りです。まず、建設資材セグメントでは、セメントや生コンクリート、鉄鋼製品などの基礎資材、外装材や内装材などの建築資材、住宅機器や省エネルギー機器などの住宅資材を取り扱っています。これらの資材は国内の建材販売店やハウスメーカー、ゼネコンに販売されています。
建設工事セグメントでは、資材関連工事や専業工事、住宅リフォーム工事、大規模修繕工事を行っています。具体的には、外壁取付やユニットバスの施工、内装工事、戸建住宅の建築請負、マンションの防水工事や塗装工事などが含まれます。
資材運送セグメントでは、セメントや建設資材の運送業務を展開しています。また、車両のリース業務や倉庫業務も行っています。これにより、グループ内外の企業に対して物流サービスを提供しています。
不動産賃貸セグメントでは、北海道内を中心に倉庫や事務所、土地の賃貸事業を行っています。これにより、地域の企業や個人に対して不動産サービスを提供しています。
その他の事業として、太陽光発電、保険代理業、車両整備、施設管理などを行っています。これらの事業は、グループ全体の多角化を図るための重要な役割を果たしています。
最後に、全社(共通)セグメントでは、グループ会社の経営管理を行っています。これにより、グループ全体の効率的な運営と戦略的な意思決定をサポートしています。
経営方針
クワザワホールディングスは、持続的な成長を目指し、いくつかの戦略を推進しています。まず、既存事業の強化に注力し、建設資材や工事、運送事業において顧客満足度の向上や新商品の開発を進めています。また、新規事業の開拓や事業領域の拡大を図り、M&Aを通じたシナジー効果の創出を目指しています。
同社は、経営基盤の強化にも力を入れています。人材の採用や育成、働き方改革を推進し、キャッシュ・フローの増大と安定的な財務基盤の構築を目指しています。さらに、サステナビリティへの取り組みとして、SDGs達成に向けた活動を積極的に行い、持続可能な社会の実現に貢献しています。
投資戦略としては、シナジー効果が見込まれる企業へのM&A投資を進めています。人的投資にも注力し、優秀な人材の採用と育成を強化しています。これにより、企業価値の向上と持続的成長を実現することを目指しています。
合理化の推進では、持株会社体制への移行を通じて戦略機能の強化と高効率な管理体制の構築を進めています。業務プロセスの改革を進め、顧客サービスの向上と営業力の強化を図っています。これにより、効率的な運営と戦略的な意思決定をサポートしています。