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明和産業JP:8103
事業内容
明和産業株式会社は、多岐にわたる事業セグメントを持ち、さまざまな事業やサービスを展開しています。具体的には、資源・環境ビジネス事業、難燃剤事業、機能建材事業、石油製品事業、高機能素材事業、機能化学品事業、合成樹脂事業、無機薬品事業、自動車事業、電池材料事業を主な業務としています。
第一事業セグメントでは、資源・環境ビジネス、難燃剤、機能建材を扱っています。具体的な商品としては、レアアースやレアメタル、環境関連商品、金属関連商品、難燃剤、断熱材、防水材、内装材などがあります。
第二事業セグメントは石油製品事業で、潤滑油、ベースオイル、添加剤を主に取り扱っています。これらの製品は、さまざまな産業で使用される重要な素材です。
第三事業セグメントでは、高機能素材、機能化学品、合成樹脂、無機薬品を取り扱っています。具体的には、フィルム製品、印刷原材料、製紙薬剤原料、粘接着剤原料、合成樹脂原料、合成樹脂製品、無機薬品などが含まれます。
自動車・電池材料事業セグメントでは、自動車部品関連と電池材料を扱っています。これらの製品は、自動車産業やエネルギー産業において重要な役割を果たしています。
経営方針
明和産業株式会社は、持続可能な成長を目指し、さまざまな成長戦略を推進しています。同社は「明光和親」という理念のもと、社員の協調と社会貢献を重視し、企業全体の強化を図っています。この理念に基づき、社員の能力を最大限に引き出し、社会に貢献する事業体の実現を目指しています。
同社は、連結経営の収益力向上を重視し、連結純利益を主要な経営指標としています。自己資本利益率(ROE)を7%以上に維持し、中長期的には二桁の実現を目指しています。これにより、経営の効率性を高め、持続可能な成長を実現しようとしています。
中期経営計画では、既存事業の収益性と効率性の向上に加え、新たなビジネスの創出を目指しています。特にカーボンニュートラルやデジタル技術の進展に対応し、2026年3月期を最終年度とする3ヶ年計画を策定しています。この計画により、企業価値の向上と新たな価値の創出を図っています。
同社のビジョンは「これまで を これから へ、新たな未来を切り拓く」であり、変化する環境に適応しながら新たな価値を創造し続けることを目指しています。これにより、持続的な成長を実現し、企業価値を高めることを目指しています。
成長戦略の具体策として、新たな事業領域の開発、既存事業の収益性向上、人材への投資強化、デジタル化の推進、連結経営の深化を掲げています。これらの施策を通じて、企業価値の向上と新たな価値創造を実現しようとしています。