三共生興JP:8018

時価総額
¥316.9億
PER
12.8倍
各種繊維製品の企画・生産・販売、海外ブランド商品の輸入販売、ライセンスビジネス、不動産賃貸、ビルメンテナンス事業。

事業内容

三共生興は、主にファッション関連事業、繊維関連事業、不動産関連事業の3つの事業セグメントを展開しています。これらの事業は、同社とその連結子会社14社によって構成されています。

ファッション関連事業では、ファッション製品の企画、生産、販売を行っています。また、海外ブランド商品の輸入販売やライセンスビジネスも手がけています。このセグメントには、三共生興ファッションサービスやDAKS SIMPSON LIMITEDなどが含まれます。

繊維関連事業は、繊維衣料製品のOEM事業を中心に展開しています。この分野では、三共生興アパレルファッションやTwelveが主要な役割を果たしています。なお、三共生興アパレルファッションは2025年4月1日に三共生興に吸収合併される予定です。

不動産関連事業では、同社およびグループ会社が所有する不動産を活用した賃貸事業を行っています。貸オフィス、貸ホール、貸ビルを中心に、ビルメンテナンスや内装工事事業も展開しています。このセグメントには、サン・レッツや横浜テキスタイル倶楽部が含まれます。

経営方針

三共生興は、企業理念として「人の企業」「挑戦の企業」「共存共栄の企業」「社会的責任の企業」を掲げています。同社は、生活文化提案企業として人々の生活の質向上に貢献し、豊かな社会の実現を目指しています。これを基に、社会との共生を図る「共生NEXT100」という経営方針を推進し、SDGs経営を通じて持続可能な世界の実現を目指しています。

中長期的な経営戦略として、三共生興は2025年3月期を初年度とする3ヶ年の「CHALLENGE NEXT 100」を策定しました。この計画では、グローバルなブランドビジネスの拡大、OEMビジネスモデルの変革、積極的な成長投資の3つを基本戦略としています。これにより、同社は事業ポートフォリオの強化を図り、着実な成長を目指しています。

三共生興は、連結売上高のCAGRを5.0%、連結営業利益率を11%、連結経常利益率を14%、ROEを6.5%とすることを目標としています。また、2027年3月期には連結売上高250億円、連結営業利益28億円、連結経常利益35億円を定量目標としています。これらの目標を達成するため、同社は引き続きイノベーションの創出を目指します。