グローブライドJP:7990

時価総額
¥511.7億
PER
11.4倍
スポーツ用品の製造・販売を中心に、部品販売や用品修理、福利厚生事業、倉庫荷役業務を展開する企業。

事業内容

グローブライドは、主にスポーツ用品関連事業を展開する企業であり、29社の子会社と共に事業を運営しています。日本国内では、グローブライド自身とフォーティーン株式会社が用品の製造と販売を行っています。また、ワールドスポーツ株式会社やウインザー商事株式会社が用品の販売を担当し、スポーツライフプラネッツ株式会社が部品の販売と用品の修理を行っています。

米州では、ダイワ・コーポレーションが用品の販売を行っています。欧州では、ダイワ・スポーツ・リミテッドが用品の製造と販売を行い、ダイワ・フランスS.A.S.、ダイワ・ジャーマニーGmbH、ダイワ・イタリア S.r.l.、ダイワ・ロシアが用品の販売を担当しています。

アジア・オセアニア地域では、ダイワセイコー(タイランド)Co.,リミテッドやダイワ・ベトナム・リミテッドなどが用品の製造販売を行っています。さらに、ダイワ(オーストラリア)Pty.リミテッドやダイワ・コリア Co.,リミテッドなどが用品の販売を担当しています。これにより、グローブライドは世界各地でスポーツ用品の製造と販売を展開しています。

経営方針

グローブライドは、「Feel the earth」をスローガンに掲げ、スポーツを通じて人生を豊かにするライフタイム・スポーツ・カンパニーとして、自然とスポーツを愛する人々に貢献しています。2024年5月に策定した「新・中期経営計画2026」では、2026年度までに売上高1,400億円、営業利益100億円を目指し、持続的な成長を図っています。

同社は、フィッシング事業とゴルフ/スポーツ事業を重点領域とし、地域ごとに適した製品開発とサービス提供を行い、シェア拡大を目指しています。特にフィッシング事業では、日本、米州、欧州、アジア・オセアニアの4ブロックで戦略を展開し、緩やかな成長を見込んでいます。

財務戦略としては、ROE12%以上の達成を目標に、最適資本構成を追求し、企業価値の向上を図ります。また、株主還元を重視し、配当性向30%以上を維持しつつ、安定的な増配を目指しています。IR推進体制の整備も進め、株主・投資家との対話を強化しています。

経営基盤の強化においては、人的資本経営の推進やサステナビリティ戦略を重視しています。教育システムの強化を通じて従業員エンゲージメントを高め、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。これにより、グローブライドは企業価値のさらなる向上を図っています。