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象印マホービン【JP:7965】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
**象印マホービンの事業内容について**
象印マホービンは、魔法瓶や炊飯器を中心とした家庭用電気製品の製造・販売を手がける老舗メーカーです。同社は調理家電製品、リビング製品、生活家電製品を主力として、日本国内のみならず海外市場でも幅広く事業を展開しています。
同社の顧客基盤は一般消費者が中心で、家電量販店やホームセンターなどの小売店を通じて製品を販売しています。収益構造は家庭用品事業が大部分を占めており、その他の事業の重要性は限定的な状況です。国内外に販売拠点を設け、アメリカ、中国、台湾、東南アジア、韓国などの海外市場でも積極的に事業を拡大しています。
事業セグメントは製品カテゴリー別に分かれており、調理家電製品では炊飯器やホームベーカリーなど、リビング製品では魔法瓶やポット類、生活家電製品では空気清浄機や除湿機などを提供しています。同社グループは製造から販売、物流、アフターサービスまでを一貫して手がける体制を構築しており、象印ファクトリー・ジャパンでの国内製造と海外工場での生産を組み合わせてコスト効率化を図っています。
経営方針
象印マホービンは、2028年までに連結売上高1000億円、営業利益90億円(利益率9.0%)、ROE8.0%の達成を目指す新たな中期経営計画『BEYOND』を策定しています。同社は「家庭用品ブランドの深化と食と暮らしのソリューションブランドへの進化」という基本方針のもと、従来の家庭用品メーカーから脱却し、生活者の課題解決に特化した企業への変革を進めています。前計画『SHIFT』では売上高目標900億円を上回る911億円を達成し、営業利益も目標を超える74億円を記録するなど、着実な成長基盤を築きました。
同社の重点投資分野は「コア領域の高成長と新規マーケットの開拓」を軸としており、炊飯ジャーブランドのグローバル浸透とオーブンレンジ事業の拡大に注力しています。特に炊飯器「炎舞炊き」とオーブンレンジ「EVERINO」を中核商品として位置づけ、高付加価値化と価格適正化を通じた収益性向上を図っています。また、魔法瓶技術を基礎としたリビング事業の再成長や、飲食事業といった新規領域への展開も積極的に推進し、既存の枠組みを越えた事業領域の拡大を目指しています。
海外市場では、韓国支店の新設など直接貿易体制の強化を進め、特に海外重点地域でのマーケティング強化に取り組んでいます。同社は海外市場のEC化進展に対応した販売体制の整備を進めており、グローバル生産体制の最適化も並行して実施しています。国内市場においても、デジタル化を活用したマーケティング戦略の精度向上により、データに基づく効果的な顧客アプローチを実現しています。
技術革新への取り組みでは、「人材・組織の強靭化とそれを支えるDX」を重要戦略として掲げています。同社は生成AI導入や社内システムの完全クラウド化を完了し、業務効率化と事業継続性の向上を実現しました。人的資本経営の推進により、経営目標達成に必要な人材育成と獲得を強化しており、DXを活用した生産性向上と競争力強化を通じて、持続的な成長を支える組織基盤の構築を進めています。