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日本デコラックス (7950) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
日本デコラックスは、建築材料の製造・販売と不動産賃貸を主な事業とする企業です。同社は化粧板などの建材や電子部品向けの積層板、建築現場で使うケミカルアンカーなどを生産・販売し、保有するオフィスビルの賃貸も行っています。
主要な顧客は建設会社や内装業者、家具メーカー、電子機器メーカーなどの製造・建設業が中心です。収益は製品販売が中心で、化粧板や基板用材料の売上が大きく、賃貸事業による家賃収入が安定した収入源になっています。
事業は大きく建築材料事業と不動産事業の二本柱に分かれています。建築材料事業では高圧や不燃タイプの化粧板、プリント基板向けの樹脂積層板、アンカーボルト用の固着剤といった製品ラインを展開し、不動産事業では賃貸用オフィスビルの保有・管理を通じて安定収益を確保しています。
経営方針
同社は成長戦略として、建築・内装・電子・家具向けの既存事業を軸に売上・利益の拡大を目指しています。具体的にはリフォーム市場への不燃メラミン化粧板投入や、キッチン・洗面市場向けの「バイオマーブルカウンター」、インフラ向けのケミカルアンカー投入など成長が期待できる分野に注力し、企業価値の指標として自己資本当期純利益率(ROE)目標を2.70%程度に設定しています。
重点投資分野では製品開発と生産体制の双方に資金を振り向けています。廃棄物を従来比で85%削減する環境配慮型カートリッジ「ケミチューブⓇGL」に続き「ケミチューブⓇEL」を投入し、カートリッジ製品をすべて「ケミチューブⓇ」シリーズに切り替えることで差別化を図ります。また、三重工場に続いて化粧板工場でも生産体制強化の投資を行い、需要増に対応する体制を整備します。
新市場開拓と事業拡大では、リフォームやキッチン・洗面といった市場でのシェア拡大を目標に据え、製品ラインナップの拡充と顧客サービスの強化で受注を伸ばす計画です。併せて保有するオフィスビルの賃貸事業は安定収入源として維持しつつ、建材分野の販売拡大で全体の収益基盤を強化していきます。
技術革新への取り組みは合成樹脂の積層・加工技術をコアに据え、環境配慮型商品の開発や生産面での省エネ・リサイクルの推進を進めています。工場屋根への太陽光パネル設置などGX投資により自家消費を高め、ゼロエミッション工場を目指すほか、バイオマーブルなどの素材開発で差別化を図り、顧客の期待を上回る製品・サービスの提供を目指しています。