エフピコJP:7947

時価総額
¥2240.2億
PER
14.6倍
簡易食品容器関連事業を中心に、トレー容器や弁当容器の製造販売、包装資材の販売、リサイクル事業などを展開。

事業内容

エフピコは、主に「簡易食品容器関連事業」を展開しています。この事業では、トレー容器や弁当容器などの合成樹脂製簡易食品容器の製造販売を行っています。また、これに関連する包装資材や包装機械の販売も手がけています。

エフピコは、リサイクル事業にも力を入れており、回収容器から再生処理原材料へのリサイクルを行っています。さらに、食品容器の販売に付随する包装資材の仕入れや販売、インターネットやカタログを通じた通信販売、情報提供サービスも提供しています。

エフピコ商事は、食品容器や包装資材の販売を行い、フランチャイズチェーンシステムの運営も担当しています。エフピコチューパは、合成樹脂製簡易食品容器の製造販売と包装資材の販売を行っています。

エフピコ茨城や他の関連会社は、合成樹脂製簡易食品容器の製造を担当しています。エフピコアルライトは、プラスチックフィルムの製造販売を行い、エフピコグラビアは印刷および関連加工を手がけています。

エフピコ愛パックは、障害者福祉サービス事業を展開しています。エフピコダックスは、合成樹脂製簡易食品容器の製造と回収選別事業を行っています。西日本ペットボトルリサイクルは、回収ペットボトルから再生処理原材料へのリサイクルを行っています。

エフピコインターパックやエフピコダイヤフーズなどは、合成樹脂製簡易食品容器の販売と包装資材の販売を行っています。Lee Soon Seng Plastic Industriesは、合成樹脂製簡易食品容器の製造販売を手がけています。

エフピコ物流やアイ・ロジックは、製品の保管、ピッキング、配送業務を担当しています。エフピコアルライトはダンボール製造事業も行い、西日本ペットボトルリサイクルは再生処理製品の製造販売を行っています。

経営方針

エフピコは、成長戦略として「現場主義」と「顧客第一主義」を掲げ、環境、安全、安心、健康を追求しています。特に、循環型社会の構築に向けた「エフピコ方式のリサイクル」を推進し、持続可能な成長を目指しています。

同社は、食品トレー容器を通じて快適な食生活を創造することを目指し、高品質で環境に配慮した製品を競争力のある価格で提供しています。マーケティングや製品開発力を強化し、持続的成長と企業価値の向上を図っています。

エフピコは、売上高3,000億円、経常利益300億円を目標に掲げ、売上高経常利益率10%以上を目指しています。株主還元方針として、連結配当性向40%を目途に累進配当を実施し、株主価値の向上を図っています。

食品容器市場の成長を背景に、エフピコは安全・安心な食生活を支えるとともに、顧客の生産性向上や価値創造に貢献する提案を行っています。環境経営の推進や人材の確保、技術革新を通じて、持続可能な成長を目指しています。

エフピコは、2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、再生可能エネルギーの活用を進めています。リサイクルの仕組みを軸に、環境負荷の低減を図るエコ製品の開発・販売を推進し、CO2排出削減に貢献しています。

人材の確保と定着を重視し、給与水準の引き上げや処遇の改善を進めています。技術革新と製品開発を推進し、高品質で高付加価値な製品を開発することで、顧客のニーズに応えています。

エフピコは、マーケティングと価値創造の提案を通じて、変化する食市場に対応しています。物流ネットワークの提供や環境への取り組みを通じて、小売業界の課題解決に貢献しています。

供給体制の強化を図り、全国を網羅する生産・物流ネットワークを構築しています。省人化と生産性向上を目指し、最新技術を導入し、安定供給とトータルコストの最適化を実現しています。

社会的責任を重視し、障がい者雇用の促進や非常用発電設備の設置を通じて、安定供給に努めています。知的財産権の強化を図り、製品の独自性を確保し、企業価値を高めています。

ディーセントワークの推進を通じて、多様な働き方を支援し、社員が充実感を持って働ける環境を整えています。健康経営優良法人の認定を目指し、健康への取り組みを強化しています。