エイベックスJP:7860

時価総額
¥565.5億
PER
43.7倍
音楽コンテンツの企画・制作・販売やアーティストのマネジメント、アニメ・映像コンテンツの制作、海外でのエンタテインメント事業を展開。

事業内容

エイベックスは、音楽事業、アニメ・映像事業、海外事業の三つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、エンターテインメント業界で幅広いサービスを提供しています。

音楽事業では、エイベックスは音楽コンテンツの企画、制作、販売を行っています。また、音楽配信や音楽出版、アーティストやタレントのマネジメント、コンサートやイベントの企画・運営も手がけています。さらに、ECサイトやリアル店舗の運営、ファンクラブの運営、デジタルコンテンツの制作・配信も行っています。

アニメ・映像事業では、エイベックスはアニメや映像コンテンツの企画、制作、販売、宣伝を行っています。アーティストのマネジメントや映画配給、ゲームソフトの企画・制作も手がけています。また、映像配信サービスに対するアニメ作品の供給も行っています。

海外事業では、エイベックスはエンターテインメントコンテンツの企画、制作、流通を行っています。アジアやアメリカを中心に、現地法人を通じてグローバルな展開を進めています。これにより、エイベックスは国際的な市場でのプレゼンスを強化しています。

経営方針

エイベックスは、独自のタグライン「Really! Mad+Pure」を掲げ、常識にとらわれない発想で新たな挑戦を続けています。2022年に発表した中期経営計画「avex vision 2027」では、「エンタテインメントの可能性に挑みつづける」という企業理念を掲げ、多様な才能とともに世界に感動を届けることを目指しています。

エイベックスは、2027年までに営業利益90億円、ROE10%を目標とし、さらに2028年以降には営業利益150億円、ROE15%を目指しています。この数値目標を達成するため、同社は多様な地域と分野で愛されるIPの発掘と育成を重点戦略としています。

同社は、音楽やアニメ・映像を中心に事業強化を図り、事業間のシナジーを促進するための全社最適を徹底しています。IPの発掘・育成に積極的に取り組み、多様な手段を用いたマネタイズを推進することで、事業拡大と企業価値向上を実現しようとしています。

エイベックスは、ヒットコンテンツの創出を最大の命題とし、アーティストやクリエイターの発掘・育成・マネジメントを強化しています。グローバル市場を見据えた新たなIPの創出に向けた成長投資を継続し、連続性のあるヒットコンテンツの創出を目指しています。

また、IPの価値を最大化するためのマネタイズ機能の最適化にも注力しています。外部パートナーとのネットワークを活用し、主力事業にリソースを集中させることで、収益基盤の拡大を図っています。さらに、コンテンツに係る権利の拡充を進め、M&Aも視野に入れた戦略的な権利取得を推進しています。

エイベックスは、構造改革を推進し、非効率事業からの撤退や契約の見直しを通じて収益体質の改善を図っています。ガバナンス体制の強化や人材育成の強化にも取り組み、持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営を推進しています。