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リズムJP:7769
事業内容
リズム株式会社は、精密部品事業と生活用品事業を主な事業セグメントとして展開しています。これに加え、物流事業なども手がけています。リズムグループは、連結子会社12社と非連結子会社2社で構成されています。
精密部品事業では、自動車や産業機器、光学機器、通信機器、太陽光発電、家電などに使用される精密部品を製造・販売しています。また、高難度精密金型や電子機器のEMS、情報関連機器、車載関連機器、加飾複合品も取り扱っています。これらの製造販売は、リズム株式会社をはじめ、複数の関連会社が担当しています。
生活用品事業では、掛時計や置時計、目覚時計、デジタル時計、設備時計などのクロック製品を製造・販売しています。また、クロックムーブメントや防災行政ラジオ、加湿器、USBファンなども取り扱っています。製造はリズム株式会社とRHYTHM INDUSTRIAL(DONG GUAN)LTD.が行い、販売は複数の関連会社が担当しています。
その他の事業として、物流事業を展開しています。これにより、リズムグループは多岐にわたる製品とサービスを提供し、幅広い市場ニーズに応えています。
経営方針
リズム株式会社は、2026年から2028年までの3年間を対象とした「中期経営計画2027」を策定し、成長戦略を推進しています。この計画では、売上高を400億円、営業利益を25億円とする目標を掲げています。これにより、企業価値の向上を目指し、持続可能な成長を実現することを目指しています。
同社の成長戦略は、4つの基本方針に基づいています。まず、事業戦略として「事業モデルの競争力強化」を掲げ、精密部品事業と生活用品事業の競争力を高めることを目指しています。特に、モビリティ分野における電装品やADAS部品の強化に注力しています。
財務戦略では、「成長投資と資本効率の向上」を重視しています。精密部品事業への積極投資や新製品開発を通じて、持続的な成長を図ります。また、M&Aを成長戦略の一環として推進し、株主還元の強化にも取り組んでいます。
経営基盤戦略としては、「経営の推進力向上」を掲げています。人材の確保・育成、IT/DXの推進、ガバナンスの強化を通じて、経営の効率化とスピードアップを図ります。これにより、デジタルネイティブ企業への進化を目指しています。
サステナビリティ戦略では、「経営・事業活動との同期化」を進めています。環境への配慮やダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)の推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。これにより、企業の社会的責任を果たし、長期的な成長を目指しています。