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リズムJP:7769
沿革
1950年11月 |
リズム時計工業株式会社設立 本社:東京都港区、工場:埼玉県北葛飾郡庄和町(現:春日部市) |
1953年3月 |
シチズン時計株式会社、シチズン商事株式会社と技術・販売・資本提携 |
1955年8月 |
本社を東京都台東区に移転 |
1961年4月 |
当社、龍水社、シチズン時計株式会社、シチズン商事株式会社の共同出資により、龍水時計株式会社(長野県上伊那郡箕輪町)を設立 |
1963年8月 |
東京証券取引所第二部市場へ株式上場 |
1965年4月 |
益子工場(栃木県芳賀郡益子町)を開設 |
1965年6月 |
協伸工業株式会社(後にリズム協伸株式会社に商号変更)設立 |
1969年7月 |
長野リズム株式会社設立(長野県上伊那郡箕輪町) |
1969年9月 |
シチズン時計株式会社と商標の相互使用に関する基本契約を締結 |
1970年4月 |
会津工場(福島県会津若松市)を開設(後に東北リズム株式会社に統合) |
1972年2月 |
東京証券取引所第一部市場へ指定 |
1973年4月 |
龍水時計株式会社を吸収合併 世界初の4メガヘルツ級の水晶ムーブメントを開発 |
1977年10月 |
リズム工機株式会社(福島県会津若松市)を設立(後の東北リズム株式会社) |
1978年4月 |
リズムサービス株式会社(茨城県真壁郡関城町〈現:筑西市〉)を設立 |
1982年11月 |
TQCデミング賞実施賞を受賞 |
1984年8月 |
協伸工業株式会社が川越工場を開設 |
1985年5月 |
協伸工業株式会社が宇都宮工場を開設 |
1989年4月 |
米国にRHYTHM U.S.A., INC.を設立 |
1990年2月 |
香港にRHYWACO (H.K.) CO., LTD.を設立 |
1992年3月 |
香港にRHYTHM INDUSTRIAL (H.K.) LTD.を設立 |
1992年10月 |
協伸工業株式会社が五所川原工場を開設 |
1995年2月 |
協伸工業株式会社がベトナムにKYOSHIN VIETNAM CO., LTD.を設立 |
1997年9月 |
本社を東京都墨田区に移転 |
1998年4月 |
リズム工機株式会社が東北リズム株式会社に商号変更 |
1999年11月 |
当社会津工場を東北リズム株式会社へ統合、当社竜水工場を長野リズム株式会社へ統合 |
2001年10月 |
協伸工業株式会社がシンガポールにKYOSHIN INDUSTRY ASIA PTE. LTD.を設立 |
2003年12月 |
本社を埼玉県さいたま市に移転 |
2005年7月 |
当社子会社 中国工場統合新設・稼動 |
2005年8月 |
ベトナムにRHYTHM PRECISION VIETNAM CO., LTD.を設立 クロック初のエコマーク取得商品発売 |
2007年3月 |
長野リズム株式会社を解散し、同社の事業を当社へ統合 |
2008年5月 |
茨城リズム株式会社を解散し、同社の事業を当社へ統合 |
2010年4月 |
クロック初のグリーン購入法適合認証を受ける |
2011年1月 |
RHYTHM INDUSTRIAL (DONGGUAN) LTD.を設立 |
2011年8月 |
協伸工業株式会社の株式取得により同社及びその子会社KYOSHIN VIETNAM CO.,LTD.・KYOSHIN INDUSTRY ASIA PTE LTD.を子会社化 |
2012年9月 |
KYOSHIN VIETNAM CO., LTD.とRHYTHM PRECISION VIETNAM CO., LTD.の共同出資により、ベトナムにRHYTHM KYOSHIN HANOI CO., LTD.を設立 |
2013年1月 |
協伸工業株式会社がリズム協伸株式会社に商号変更 |
2013年7月 |
PT. UMEDA KOGYO INDONESIA(現:PT. RHYTHM KYOSHIN INDONESIA)の株式取得により同社を子会社化 |
2016年6月 |
株式会社プリテックの株式取得により同社を子会社化 |
2017年10月 |
10株を1株に併合する株式併合を実施、株式併合に伴い、単元株式数の1,000株から100株へ変更 |
2018年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行 |
2020年1月 |
アイ・ネクストジーイー株式会社の株式取得により同社及びその子会社である株式会社ノルディックリペアセンターを子会社化 |
2020年10月 |
リズム時計工業株式会社、東北リズム株式会社及びリズム協伸株式会社の三社が合併 リズム株式会社に商号変更 アイ・ネクストジーイー株式会社が株式会社ノルディックリペアセンターを吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
リズム株式会社とそのグループ企業は、精密部品事業と生活用品事業を中心に展開しています。精密部品事業では、自動車や産業機器、光学機器、事務・通信機、太陽光発電、家電向けの精密部品や高難度精密金型、電子機器のEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)、情報関連機器、車載関連機器、加飾複合品の製造販売を手掛けています。このセグメントにおける製造販売は、リズム株式会社をはじめ、株式会社プリテック、RHYTHM INDUSTRIAL(DONG GUAN)LTD.、RHYTHM PRECISION VIETNAM CO.,LTD、KYOSHIN VIETNAM CO.,LTD.、RHYTHM KYOSHIN HANOI CO.,LTD.、PT.RHYTHM KYOSHIN INDONESIA、KYOSHIN INDUSTRY ASIA PTE LTD.が担っています。
一方、生活用品事業では、掛時計・置時計・目覚時計、デジタル時計、設備時計などのクロック製品、クロックムーブメント、防災行政ラジオ、加湿器、USBファンなどの製造販売を行っています。製造はリズム株式会社とRHYTHM INDUSTRIAL(DONG GUAN)LTD.が、販売はリズム株式会社、アイ・ネクストジーイー株式会社、RHYWACO(H.K.)CO.,LTD、RHYTHM U.S.A.,INC、RHYTHM INDUSTRIAL(H.K.)LTD.及びRHYTHM INDUSTRIAL(DONG GUAN)LTD.がそれぞれ担当しています。
さらに、リズム株式会社グループは物流事業も手掛けており、これらの事業を通じて多角的なビジネスを展開しています。これらの事業セグメントを通じて、リズム株式会社グループは幅広い産業に対して製品とサービスを提供し、グローバルな事業展開を進めています。
経営方針
リズム株式会社は、精密部品事業と生活用品事業を中心に、多角的なビジネスを展開している企業グループです。同社は、2022年度から2024年度までの中期経営計画を策定し、売上高と利益の増加を目指しています。この計画では、売上高を2021年度の299億円から2024年度には355億円へと増加させることを目標としており、営業利益も同期間で8.9億円から20億円への増加を見込んでいます。
経営戦略としては、精密部品事業の成長を加速させることを重点に置き、特に車載関連事業の拡大や超高難度精密技術による成長領域の拡大、グループ間連携によるコスト競争力の強化を目指しています。また、生活用品事業では、快適品事業の確立やクロック事業の維持・効率化、D2C販売の強化を戦略の柱として掲げています。
財務戦略においては、成長ドライバーへの積極投資と株主還元の向上を両立させる方針を打ち出しており、配当性向30%以上、一株当たり配当金30円以上を基本方針としています。さらに、サステナビリティ戦略として、事業活動を通じた社会価値創出に注力し、環境やダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重要なテーマとして位置づけています。
経営基盤の強化にも取り組んでおり、ガバナンス、人材、IT、ステークホルダーとの関係強化を通じて、上記戦略の実現を支える体制を整えています。リズム株式会社は、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。