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壱番屋JP:7630
沿革
1978年1月 |
名古屋市郊外に「カレーハウスCoCo壱番屋 西枇杷島店」を1号店としてオープン |
1979年11月 |
愛知県尾西市(現・一宮市)にチェーン本部完成 |
1980年4月 |
フランチャイズ加盟店(FC店)1号店として「カレーハウスCoCo壱番屋 稲沢国府宮店」オープン |
1981年1月 |
社員のれん分け制度「ブルームシステム(BS)」発足 |
1982年7月 |
株式会社壱番屋を設立 |
1983年7月 |
愛知県一宮市に新社屋及びセントラルキッチン(現・愛知工場の一部)を竣工 |
1988年12月 |
国内100店舗を達成 |
1991年12月 |
本社を愛知県一宮市三ツ井六丁目12番23号へ竣工移転 |
1994年6月 |
ハワイ オアフ島に「カレーハウスCoCo壱番屋」海外1号店をオープン |
1997年10月 |
佐賀県三養基郡基山町に佐賀工場を竣工 |
1999年8月 |
栃木県矢板市に栃木工場を竣工 |
2000年2月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2003年3月 |
あんかけスパゲッティ専門店「パスタ・デ・ココ」1号店をオープン |
2004年3月 |
東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 |
2004年9月 |
中国 上海市に「カレーハウスCoCo壱番屋」中国1号店をオープン |
2004年12月 |
国内・海外あわせ1,000店舗を達成 |
2005年4月 |
カレーらーめん専門店「麺屋ここいち」1号店をオープン |
2005年5月 |
東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に株式上場 |
2005年9月 |
台湾 台北市に「カレーハウスCoCo壱番屋」台湾1号店をオープン |
2006年5月 |
全工場(愛知工場、栃木工場、佐賀工場)においてISO9001認証取得 |
2008年3月 |
韓国 ソウル市に「カレーハウスCoCo壱番屋」韓国1号店をオープン |
2008年8月 |
タイ バンコク市に「カレーハウスCoCo壱番屋」タイ1号店をオープン |
2009年10月 |
米国 カリフォルニア州に子会社「イチバンヤUSA INC.」(現・連結子会社)を設立 |
2009年11月 |
香港に子会社「壱番屋香港有限会社」(現・連結子会社)を設立 |
2010年3月 |
ハンバーグ専門店「にっくい亭」1号店をオープン |
2010年6月 |
香港 九龍地区に「カレーハウスCoCo壱番屋」香港1号店をオープン |
2011年2月 |
米国 カリフォルニア州に「カレーハウスCoCo壱番屋」米国本土1号店をオープン |
2011年9月 |
シンガポール オーチャード地区に「カレーハウスCoCo壱番屋」シンガポール1号店をオープン |
2012年12月 |
海外100店舗を達成 |
2013年1月 |
「世界で最も大きいカレーレストランのチェーン店」としてギネス世界記録を取得 |
2013年12月 |
インドネシア ジャカルタ市に「カレーハウスCoCo壱番屋」インドネシア1号店をオープン |
2014年9月 |
栃木工場にてレトルト製造ライン本稼動開始 |
2015年2月 |
マレーシア プタリン・ジャヤ市に「カレーハウスCoCo壱番屋」マレーシア1号店をオープン |
2015年3月 |
フィリピン パシッグ市に「カレーハウスCoCo壱番屋」フィリピン1号店をオープン |
2015年5月 |
ミラノ国際博覧会日本館フードコートに出店 |
2015年10月 |
香港に子会社「壱番屋国際香港有限会社」(現・連結子会社)を設立 |
2015年12月 |
ハウス食品グループ本社株式会社による公開買付けにより同社の子会社となる |
2017年3月 |
ハウスレストラン管理(上海)有限会社(現社名・壱番屋レストラン管理(中国)有限会社)及び台湾カレーハウスレストラン株式会社(現社名・台湾壱番屋株式会社)を取得し連結子会社化 |
2017年3月 |
英国の子会社「イチバンヤUK LIMITED」(現・連結子会社)に設立 |
2018年8月 |
ベトナム ホーチミン市に「カレーハウスCoCo壱番屋」ベトナム1号店をオープン |
2018年12月 |
イギリス ロンドン市に「カレーハウスCoCo壱番屋」イギリス1号店をオープン |
2020年2月 |
全工場(愛知工場、栃木工場、佐賀工場)においてFSSC22000認証取得 |
2020年4月 |
米国で2社目となる子会社「イチバンヤインターナショナルUSA INC.」(現・連結子会社)を設立 |
2020年8月 |
インド ハリヤナ州に「カレーハウスCoCo壱番屋」インド1号店をオープン |
2020年10月 |
株式会社エージーピーより植物工場を事業譲受 |
2020年12月 |
有限会社大黒商事(現社名・株式会社大黒商事)を取得し連結子会社化 |
2021年2月 |
佐賀営業所を移転し、福岡営業所として開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、それぞれプライム市場、プレミア市場に移行 |
2022年10月 |
東京・京橋に“海外ココイチ”を逆輸入した「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD」1号店をオープン |
2022年12月 |
名古屋駅地下街にカレーパン専門店「SPICE UP! COCOICHI BAKERY」1号店をオープン |
2023年3月 |
株式会社竹井を取得し連結子会社化 |
事業内容
壱番屋グループは、カレーハウスCoCo壱番屋を中心に、国内外で飲食店を展開している企業です。国内では直営店とフランチャイズ加盟店(FC店)に分かれており、FC店に対しては店舗経営の指導や食材、消耗品、店舗設備などの商製品の販売を行っています。また、食品メーカーへの商標の貸し出しも手掛けています。海外では連結子会社、関連会社、その他の現地法人を通じて店舗展開を行い、商製品販売やロイヤルティ収入を得ています。
壱番屋はハウス食品グループ本社株式会社の子会社であり、ハウス食品グループ本社は壱番屋の株式を51.0%保有しています。事業内容は単一セグメントであり、売上構成比率は直営店売上が31.2%、製品(ポークソース・ロースカツ等)が25.3%、商品(レジ前商品等)が5.9%、その他(宅配手数料等)が0.0%、FC向け売上が65.7%となっています。
国内業態別の店舗数は、CoCo壱番屋が直営店111店、FC店1,104店、合計1,215店。パスタ・デ・ココが直営店3店、FC店25店、合計28店。大黒屋が直営店2店、その他が直営店2店で、全業態の合計が直営店118店、FC店1,129店、総合計1,247店となっています。これにより、壱番屋グループは幅広い飲食業態で事業を展開し、国内外での成長を目指しています。
経営方針
壱番屋グループは、2030年までの長期ビジョン「壱番屋長期ビジョン2030」を策定し、その中で「わくわくで未来をつくる」をメインテーマに掲げています。同社は、すべての役職員が挑戦を続けることで個人も企業も成長し、豊かな未来を創造することを目指しています。このビジョンに基づき、2022年2月期から2024年2月期までの第7次中期経営計画を策定し、最終年度の業績目標を設定しています。この計画では、店舗の魅力を高めることや新しい挑戦を含む10の重点項目に具体的な施策を定め、着実な成長を目指しています。
経営戦略として、国内のCoCo壱番屋事業を成長エンジンと位置づけ、売上高の増加を目指しています。これには、1店舗当たりの売上高と店舗数の両方を増加させる戦略が含まれます。また、フランチャイズ加盟店とのWIN-WINの関係を維持・発展させることで、活力ある外食チェーンを構築することを目指しています。
海外事業では、「ニコ・キビ・ハキ」を共通語として、CoCo壱番屋を中心に海外展開を推進しています。特にアジアと北米を中心に店舗網の拡大を図り、グローバルな店舗展開を進めています。
国内他業態では、パスタ・デ・ココの売上強化に注力し、フランチャイズ加盟店を中心に展開を進めています。さらに、新たな業態開発にも積極的に取り組み、M&Aを活用する方針です。
経営環境としては、コロナ禍の影響から経済活動は回復傾向にあるものの、物価上昇やコスト上昇の影響を受けています。このような状況の中、壱番屋グループは、企業価値の持続的な向上を目指し、QSCの向上や人材育成、新しい挑戦と現状の変革に取り組んでいます。