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ポプラJP:7601
沿革
1976年4月 |
「フランチャイズチェーンシステムによるコンビニエンスストアの経営」を主たる事業目的として資本金2,000千円で株式会社ポプラを広島市中区銀山町14番17号に設立。 |
7月 |
「弁当・惣菜の製造販売」を主たる事業目的として、広島市西区に株式会社弁当のポプラを設立。 |
1983年10月 |
フランチャイズ店舗1号店(広島市南区)をオープン。 |
1987年3月 |
オンラインEOSシステムの構築。 |
1991年3月 |
POSシステムを全店導入。 |
5月 |
料金収納代行業務を開始。 |
9月 |
弁当・惣菜の製販一貫体制の強化のため、株式会社弁当のポプラを合併。 |
1992年7月 |
九州地区出店強化のため、トップマート株式会社を合併。 |
12月 |
店舗に対する商品・資材の配送を行うポプラ物流サービス株式会社を設立。 |
1993年5月 |
本社新社屋を建設(広島市安佐北区)。 |
1994年4月 |
生命保険・損害保険など代理業を主たる事業目的としてポプラ保険サービス有限会社を設立。 |
1996年2月 |
ポプラフーズ株式会社を設立し、弁当・惣菜製造部門を営業譲渡。 |
1998年2月 |
関東地区においてコンビニエンスストア「生活彩家」44店舗を展開する株式会社ハイ・リテイル・システムを買収。 |
4月 |
関東地区においてコンビニエンスストア「ジャストスポット」73店舗を展開するパスコリテール株式会社を買収。 |
1999年2月 |
日本証券業協会へ店頭売買有価証券として登録。 |
2000年2月 |
東京証券取引所、市場第二部へ株式を上場。 |
2001年2月 |
ポプラフーズ株式会社、ポプラ物流サービス株式会社、他子会社5社を吸収合併。 |
3月 |
関東地区・関西地区においてコンビニエンスストア「くらしハウス」147店舗を展開する株式会社ジャイロを買収。 |
2003年5月 |
関東地区においてボランタリーチェーン「ヒロマルチェーン」及び「マイチャミー」255店舗を運営する株式会社ヒロマルチェーン及びエフジーマイチャミー株式会社を買収。 |
8月 |
東京証券取引所、市場第一部に指定。 |
2004年11月 |
北陸地区においてコンビニエンスストア「チックタック」25店舗を展開する株式会社チックタックシステムズ及びコンビニエンスストア「ホットスパー」29店舗を展開する北陸ホットスパー株式会社を買収。 |
2005年2月 |
電子マネー“Edy”(エディ)をグループ全店で取扱開始。 |
2009年8月 |
電子マネー“WAON”(ワオン)の実験導入開始。 |
11月 |
改正薬事法対応の医薬品取扱店として“コンビニ&ドラッグ”店舗オープン。 |
2012年7月 |
大阪市営地下鉄北エリアの運営事業者として駅売店22店舗の運営権を獲得。 |
10月 |
第4次POSシステムの全店導入完了。 |
交通系電子マネーの取り扱い拡充。 |
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11月 |
広島県との包括的連携に関する協定を締結。 |
2013年4月 |
全店でクレジット決済開始。 |
2014年10月 |
「楽天Rポイントカード」サービス開始。 |
12月 |
株式会社ローソンとの資本業務提携契約締結。 |
2015年11月 |
鳥取県に「ローソン・ポプラ」オープン。 |
2016年2月 |
広島工場で広島県食品自主衛生管理認証取得。 |
11月 |
株式会社ローソンと山陰地区事業の共同運営会社設立。 |
2017年6月 |
第三者割当増資実施。 |
11月 2019年9月 2020年9月 2022年4月 |
中部地区準備室現地事務所開設。 第5次POSシステムの全店導入完了。 株式会社ローソンと共同事業契約並びに、会社分割(簡易吸収分割)に関する吸収分割契約を締結し、その共同事業運営会社として当社100%出資の子会社、株式会社ポプラリテールを設立。 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。 |
事業内容
ポプラは、コンビニエンスストア業界で複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、自社ブランドの「ポプラ」および「生活彩家」ブランドの店舗運営を行うスマートストア事業と、株式会社ローソンのメガフランチャイザーとして「ローソン・ポプラ」または「ローソン」ブランドの店舗を運営するローソン・ポプラ事業があります。
スマートストア事業では、施設内店舗に最適な商品やサービスを低コストで提供することを目指しています。また、自社所有の工場で製造した商品の販売も行っており、独自の商品開発にも力を入れています。
ローソン・ポプラ事業では、ポプラリテールが路面型のフルスペックコンビニエンスストアを運営しており、ローソン店舗の特長である高付加価値の商品やサービスを提供しています。
その他の事業としては、ポプラ保険サービス有限会社が損害保険事業を手がけており、ドラッグストアや飲食店舗の運営も行っています。これらの事業を通じて、ポプラは多角的なビジネスモデルを構築し、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
ポプラは、コンビニエンスストア業界において、顧客満足度の向上と地域密着型のサービス提供を目指しています。同社は、「お客様第一」を社是とし、理想を追求する経営理念のもと、製販一貫体制を採用して安心・安全な商品の提供に努めています。また、「流通小売業の専門商社を目指す」という方針の下、様々な店舗スタイルを展開し、地域社会に信頼される企業を目指しています。
中期経営戦略として、ポプラはローソン・ポプラ事業を中心に、店舗数の拡大とフランチャイズ化を進め、エリアフランチャイザーとしての事業構築に注力しています。スマートストア事業では、システムの内製化とコスト管理の強化を図り、特色ある売上ロイヤリティ制度と製販一貫体制を活かして、多様な出店戦略を推進しています。
さらに、自社弁当工場からの商品開発にも力を入れ、お客様ニーズに応える商品の提供や、他チェーンとの差別化を図っています。商圏別販売データの分析を通じた売場づくりや、QSCレベルの向上にも取り組んでおり、顧客に満足いただける店舗運営を目指しています。
新たに冷凍調理品製造事業を開始し、これを収益獲得事業へと発展させる計画もあり、既存のリソースに新しい知識や販売ルートを加え、事業構築を進めています。これらの戦略を通じて、ポプラは持続可能なサービス提供を目指し、多角的なビジネスモデルで市場に対応していく方針です。