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大水JP:7538
事業内容
大水は、主に水産物の卸売業を中心に事業を展開しています。同社は卸売市場法に基づき、中央卸売市場などで水産物の販売を行っています。子会社として、株式会社京都興産、丸魚食品株式会社、株式会社大分水産、株式会社別府魚市がこの事業に属しています。
また、大水は冷蔵倉庫業も手がけています。子会社の大阪東部冷蔵株式会社が、市場内外の流通拠点として冷蔵倉庫業を運営しています。この事業は、水産物の流通を支える重要な役割を果たしています。
大水は株式会社ニッスイの関連会社であり、ニッスイは大水の水産物販売事業における主要な仕入先です。また、冷蔵倉庫事業においても、大阪東部冷蔵株式会社が運営する冷蔵倉庫の寄託者として関与しています。
経営方針
大水は、主に水産物の卸売業を中心に事業を展開しており、関西地域を基盤に活動しています。同社は、海洋環境の変化や消費者ニーズの多様化に対応し、組織的な調達力を強化することで、顧客の期待に応え、企業価値の向上を目指しています。
同社の中期経営計画では、2030年度に「活き活きと水産物の価値をお客様に提供し続ける企業」となることを目指しています。この目標に向けて、2023年度から2025年度までの3年間を対象とした計画を策定し、事業基盤の強化と企業価値の向上に努めています。
具体的な成長戦略として、関西での基盤を活かし、世界の水産市場をターゲットにした販売拡大を図っています。また、収益力の向上や質の向上を目指し、生産性を高める業務体制の構築に取り組んでいます。さらに、働き甲斐のある企業を目指し、新しい人事制度の運用と定着を進めています。
大水は、ステークホルダーからの信頼を高めるため、コンプライアンス・ガバナンス体制の強化を継続し、環境や安全・安心への取り組みを行っています。これにより、広報・社会貢献活動を充実させ、社会的信頼を高めることを目指しています。