丸文JP:7537

時価総額
¥325.4億
PER
10.1倍
半導体や電子部品のデバイス事業、航空宇宙機器や医用機器のシステム事業、ICTソリューションやAIロボットのアントレプレナ事業。

事業内容

丸文は、半導体、電子部品、電子応用機器などのエレクトロニクス商品の仕入販売を主な事業内容としています。丸文グループは、丸文本社、13の連結子会社、1つの持分法適用関連会社で構成されています。これらの企業は、国内外でのエレクトロニクス商品の販売を行っています。

丸文の事業セグメントは、デバイス事業、システム事業、アントレプレナ事業の3つに分かれています。デバイス事業では、各種半導体や電子部品、ソフトウェアの販売を行っており、関連会社を通じて国際的な販売ネットワークを持っています。

システム事業では、航空宇宙機器、製造・検査機器、レーザー機器、医用機器などの販売を行っています。また、技術サービスも提供しており、子会社のフォーサイトテクノが保守・技術サービスを担当しています。

アントレプレナ事業は、ICTソリューション、ソフトウェア、AIロボット、モジュール製品、技術ライセンスなどを取り扱っています。この事業もフォーサイトテクノが保守・技術サービスを提供し、丸文がその一部を委託しています。

経営方針

丸文は、エレクトロニクス市場での成長を目指し、中期経営計画「丸文 Nextage 2027」を策定しています。この計画では、独自の価値を提供するオンリーワンのエレクトロニクス商社としての地位を強化し、社会価値と経済価値の創出を目指しています。

丸文の成長戦略は、レスポンシブル・ビジネスの追求、新規事業の収益化、既存事業の基盤拡充、グループシナジーの強化、戦略管理の高度化、人的資本戦略の展開に重点を置いています。これにより、持続可能な事業成長を図ります。

デバイス事業では、成長市場への集中と新技術の開拓を進め、システム事業では新規商材の開拓と既存事業の拡大を図ります。アントレプレナ事業では、AI関連商材の拡販と戦略的協業機会の追求を進めています。

丸文は、2027年度までに経常利益80億円以上、ROE9.0%以上を目標としています。これにより、安定した利益創出を目指し、エレクトロニクス業界での競争力を高める方針です。