パリミキホールディングスJP:7455

時価総額
¥325.5億
PER
32.4倍
眼鏡小売を中心に、眼鏡フレームの製造・修理、総合建設業、医療関連業務のサポート、資産運用、投資などを展開する企業。

事業内容

パリミキホールディングスは、眼鏡小売を中心に多様な事業を展開しています。日本国内では、株式会社パリミキと株式会社金鳳堂が眼鏡の小売を行っています。また、株式会社クリエイトスリーと株式会社オプトメイク福井が眼鏡フレームの製造と修理を担当しています。

その他の事業として、建設関連では株式会社グレートが総合建設業や内装仕上、店舗設計・施工を行っています。医療関連では、株式会社メディシェアードが医療関連業務のサポートを提供しています。サービス関連では、株式会社パリミキアセットマネジメントが資産運用を行い、株式会社ルネットが投資を手がけています。

海外事業では、MIKI, INC.やPARIS MIKI AUSTRALIA PTY. LTD.などが各国で眼鏡小売を展開しています。医療関連では、JAPAN INTERNATIONAL EYE HOSPITAL COMPANY LIMITEDが海外で眼科診療施設を運営しています。サービス関連では、Paris Miki(International)SAが資産運用を行っています。

経営方針

パリミキホールディングスは、顧客満足を最優先に掲げ、個々のニーズに応じたサービスを提供することを目指しています。同社は、画一的な販売ではなく、顧客一人ひとりに合わせた提案を重視し、長期的な顧客関係の構築を図っています。これにより、顧客のリピート率を高め、売上の向上を目指しています。

同社は、店舗の整理統合を進めることで、収益性の改善を図っています。特に、来店数が減少している店舗に対しては、効率的な運営を目指し、安定した営業利益の確保を目指しています。また、デジタルマーケティングやECサイトの充実を図り、若年層へのアプローチを強化しています。

パリミキホールディングスは、眼鏡事業において「専門性」「パーソナライズ」「信頼」を中核的な価値と位置づけ、差別化された顧客体験を提供しています。また、メディカル事業や資産運用事業との連携を深め、顧客に「信頼・あんしん・洗練」を提供することを目指しています。

店舗戦略では、不採算店舗の見直しを進め、地域や客層に合わせた店舗づくりを推進しています。商品戦略では、Made in Japanの眼鏡フレームの拡充や、視力測定の重要性を訴求するキャンペーンを展開し、顧客教育にも力を入れています。

海外戦略としては、中国市場の不透明さを受けて事業整理を進め、ロンドン法人の閉鎖を決定しました。今後は、東南アジアでの医療ビジネスとの協業を視野に入れ、中長期的な成長を目指しています。市場が厳しい地域では、既存店舗の立て直しと不採算店の整理を進めています。