十六フィナンシャルグループJP:7380

時価総額
¥2321億
PER
9.4倍
銀行業務を中心に、リース業務、調査・研究、金融商品取引、クレジットカード、M&Aアドバイザリー、地域活性化コンサルティングなどを手がける。

事業内容

十六フィナンシャルグループは、十六銀行を中心に、銀行業務やリース業務などの金融サービスを展開しています。銀行業務は、預金、貸出、有価証券売買、内国為替、外国為替、社債受託、金融デリバティブ取引など多岐にわたり、地域の金融パートナーとして多様な商品・サービスを提供しています。

十六銀行の連結子会社では、事務受託業務や信用保証業務を行い、銀行業務の効率化に貢献しています。また、十六リース株式会社では、地域のリースニーズに応えるため、リース業務を積極的に展開しています。

その他の事業として、調査・研究、金融商品取引、クレジットカード、決済・デジタルソリューション、経営承継・M&Aアドバイザリー、投資事業有限責任組合の運営・管理、地域活性化コンサルティングなどを行い、個人および法人顧客の金融ニーズに応えています。

経営方針

十六フィナンシャルグループは、地域の持続的な成長に貢献することを目指し、包括的な成長戦略を推進しています。2023年4月からスタートした「長期ビジョン」と「第2次中期経営計画」は、同社の経営の羅針盤として機能しています。長期ビジョン「16Vision-10」は、「一歩先を行き、いつも地域の力になる」をテーマに掲げ、地域総合金融サービスグループとしての役割を強化しています。

この長期ビジョンを実現するため、十六フィナンシャルグループは4つの基本戦略を推進しています。「トランスフォーメーション戦略」「ヒューマンイノベーション戦略」「マーケットインアプローチ戦略」「地域プロデュース戦略」の4つの柱を中心に、全社的な取り組みを展開しています。これにより、地域の課題解決に貢献し、企業価値の向上を目指しています。

また、同社は、2027年の創立150周年に向けて、「ホップ・ステップ・ジャンプ!」という成長イメージを描いています。2025年度には、力強い第一歩「ホップ」を踏み出すことを計画しており、全社員が一丸となって挑戦する姿勢を示しています。これにより、地域総合金融サービスグループとしての進化を遂げることを目指しています。

十六フィナンシャルグループは、地域の成長と豊かさの実現を果たしつつ、企業価値の向上を図ることで、すべてのステークホルダーの期待に応えることを目指しています。地域に根ざした金融サービスを提供し、地域経済の発展に寄与することを使命としています。