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第四北越フィナンシャルグループJP:7327
事業内容
第四北越フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。グループは、第四北越銀行をはじめとする15社で構成され、地域の顧客に幅広い金融商品を提供しています。銀行業務では、預金、貸出、内国為替、外国為替、国債や証券投資信託の販売などを行っています。
リース業務は、第四北越リース株式会社と北越リース株式会社が担当し、地元事業者を中心にリースサービスを提供しています。これにより、地域経済の活性化を支援しています。証券業務は、第四北越証券株式会社が担い、有価証券の売買や募集、売出しの取扱いを通じて、顧客の資産運用や資金調達をサポートしています。
その他の事業として、クレジットカード業務、システム関連業務、人材紹介業務などがあります。これらのサービスは、顧客満足度の向上を目指し、質の高い商品を提供しています。第四北越フィナンシャルグループは、地域に根ざした金融サービスを通じて、地域社会の発展に貢献しています。
経営方針
第四北越フィナンシャルグループは、信頼される金融グループとして地域社会の発展に貢献し続けることを経営理念としています。変化に果敢に挑戦し、新たな価値を創造することで、地域から圧倒的に支持される金融・情報サービスグループを目指しています。
同社は、2024年4月から第三次中期経営計画を開始しました。この計画は、新潟県を代表する金融・情報サービスグループとして、全役職員が一丸となり、変化に挑戦し飛躍することを目指しています。計画の最終年度である2026年度には、連結当期純利益目標を400億円に上方修正しました。
第三次中期経営計画では、環境・社会課題と財務的課題を最重要経営課題として設定しています。これらの課題を解決するために、「グループ総合力の発揮」、「生産性向上の追求」、「人的資本価値の向上」、「リスクマネジメントの深化」の4つの基本戦略を掲げています。
同社は、地域経済の活性化に向けた取り組みを強化しています。佐渡島の金山や伝統的酒造りの魅力を高める支援や、妙高地区での大規模リゾート開発など、地域の特色を活かしたプロジェクトに積極的に関与しています。
資本政策においては、株主還元方針を見直し、1株当たりの配当金を累進的にし、配当性向を40%程度とする方針を掲げています。これにより、株主への還元を強化しつつ、収益基盤の強化を図っています。
コンプライアンスを最優先に、グループ全体で高い倫理観を確立し、質の高いガバナンス態勢の構築に努めています。これにより、顧客や地域社会からの信頼を揺るぎないものとし、持続的な成長を目指しています。