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三十三フィナンシャルグループJP:7322
事業内容
三十三フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスを提供しています。グループは三十三銀行を中核とし、連結子会社9社で構成されています。
銀行業務では、三十三銀行が預金、貸出、内国為替、外国為替、国債・投資信託・保険の窓口販売などを行っています。顧客の多様なニーズに応えるため、商品やサービスの拡充に努めています。
リース業務は、三十三リース株式会社と三重リース株式会社が担当しています。2025年4月1日には、三十三リースが存続会社として三重リースを吸収合併しました。
その他の金融サービスとして、グループの連結子会社6社がクレジットカード業務や信用保証業務を行っています。これにより、幅広い金融ニーズに対応しています。
なお、三重総合信用株式会社は2025年2月28日に全国保証株式会社に全株式を譲渡し、グループの連結範囲から除外されました。これにより、グループの構成が一部変更されています。
経営方針
三十三フィナンシャルグループは、地域に密着した金融サービスを提供し、地域とともに成長することを目指しています。2024年から2027年にかけての第3次中期経営計画では、「地域信頼度ナンバー1金融グループ」をビジョンに掲げています。このビジョンを実現するため、地域の顧客との強固な関係を築き、多様なソリューションを提供することに注力しています。
同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略と人的資本経営を推進力として活用し、3つの基本方針に基づく施策を展開しています。これらの方針は「リレーション&ソリューションの進化」、「経営の効率化・最適化」、「経営基盤の強靭化」です。これにより、従業員の働きがいと生産性の向上を図り、企業価値の向上を目指しています。
具体的な目標として、ビジネスマッチング成約件数3,000件、事業承継支援件数3,600件、地元の事業性貸出残高14,200億円などを掲げています。また、NISA口座数を55,000口座、投資信託積立月額を15億円に増やすことを目指しています。これらの目標を達成することで、地域経済の活性化に貢献し、持続可能な成長を実現しようとしています。