村上開明堂JP:7292

時価総額
¥804.7億
PER
13.3倍
自動車用バックミラーやファインガラスの製造販売を手がける企業で、地域ごとに異なる製品を展開する事業。

事業内容

村上開明堂は、自動車用バックミラーとファインガラスの製造販売を主な事業としています。日本、アジア、北米を中心に事業を展開しており、18社の子会社を持つグローバルな企業です。特に自動車用バックミラーの製造販売においては、各地域での生産拠点を活用し、地域ごとのニーズに応じた製品を提供しています。

村上開明堂の子会社には、バックミラー製造販売を行う「村上開明堂九州」や「MURAKAMI MANUFACTURING INDIA PRIVATE LTD.」などがあります。また、樹脂製品の卸販売を手がける「村上開明堂化成」や、金型製造販売を行う「Murakami Mold Engineering (Thailand) Co., Ltd.」など、多岐にわたる事業を展開しています。

さらに、村上開明堂は人材派遣やマーケット調査、一般貨物自動車運送事業など、製造業以外の分野にも進出しています。これにより、製造業の枠を超えた多角的な事業展開を実現し、企業の成長を支えています。

経営方針

村上開明堂は、「人の役に立つ」を経営理念に掲げ、自動車用バックミラーやヘッドアップディスプレイ用ミラーを通じて、安全で快適な社会の実現に貢献しています。持続的成長を目指し、新たな事業領域の開拓や事業の多角化に積極的に取り組んでいます。

同社は、売上高、営業利益、経常利益を経営目標の達成状況を判断するための指標としています。これにより、客観的な視点から経営の健全性を評価し、持続的な成長を図っています。

村上開明堂は、変化する事業環境に対応するため、サプライチェーンの最適化と効率的な事業運営を推進しています。営業部門と調達部門を独立させ、グローバルでの迅速な対応を可能にする体制を整えました。

新規事業創出においては、開発リソースの集約と外部技術の活用を進めています。他社との協業や提携を視野に入れた戦略的投資を行い、新技術や新製品の早期創出を目指しています。

経営基盤の強化においては、ESGへの取り組みを重視し、持続可能な社会への貢献を図っています。DX推進による業務改革や働き方改革を通じて、社員がいきいきと働ける環境を整えています。