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東京ラヂエーター製造JP:7235
沿革
1938年10月 |
東京市芝区三田四国町に東京ラヂエーター製造株式会社設立 |
1938年11月 |
株式会社西村ラヂエーター製作所及び日本鈑金工業株式会社両社を買収 |
1946年9月 |
本店を川崎市藤崎町3丁目に移転 |
1961年10月 |
東京証券取引所市場第2部に上場 |
1965年1月 |
神奈川県藤沢市に藤沢工場を建設 |
1969年11月 |
タイ国THAI RADIATOR MFG.CO.,LTD.と技術援助契約締結 |
1973年1月 |
栃木県鹿沼市に鹿沼工場を建設 |
1979年4月 |
インドネシア共和国C.V.AUTO DIESEL RADIATORS CO.(現PT.SELAMAT SEMPURNA)と技術援助契約締結 |
1982年5月 |
子会社東湘興産株式会社を設立(2001年3月清算) |
1984年2月 |
トーコー産業株式会社を設立(1999年4月株式会社トークピアサービスと合併) |
1986年6月 |
東神物流株式会社を設立(現株式会社トーシンテクノ,現連結子会社) |
1988年5月 |
米国現地子会社American TRS Inc.をインディアナ州に設立(1998年4月清算) |
1989年5月 |
川崎工場の生産を終了し生産設備を藤沢工場へ集約移設 |
1991年12月 |
川崎再開発業務ビル「トークピア川崎」竣工 |
1992年1月 |
不動産の賃貸事業開始 |
1995年9月 |
株式会社トークピアサービスを設立(2004年4月 当社と合併) |
1999年7月 |
中国現地子会社重慶東京散熱器有限公司を中国重慶市に設立(現連結子会社) |
1999年9月 |
鹿沼工場を閉鎖し生産設備を藤沢工場へ集約 |
2000年7月 |
本店を藤沢市遠藤2002番地1に移転 |
2004年4月 |
中国現地連結子会社 無錫塔尓基熱交換器科技有限公司を中国江蘇省無錫市に設立(現連結子会社) |
2004年5月 |
第三者割当増資の実施によりカルソニックカンセイ株式会社(現マレリ株式会社)は当社の親会社となった。 |
2005年1月 |
カルソニックカンセイ株式会社(現マレリ株式会社)の第三者割当増資の実施により日産自動車株式会社は当社の親会社となった。 |
2007年3月 |
「トークピア川崎」ビル売却 |
2012年4月 |
インドネシア共和国現地連結子会社 PT.TOKYO RADIATOR SELAMAT SEMPURNAをバンテン州タンゲラン市に設立(現連結子会社) |
2013年6月 |
持分法適用関連会社であったTR Asia CO.,LTD.を連結子会社化(現連結子会社) |
2017年3月 |
カルソニックカンセイ株式会社(現マレリ株式会社)の普通株式に対する公開買付け成立により日産自動車株式会社は当社の親会社でなくなりCKホールディングス株式会社(現マレリホールディングス株式会社)が当社の親会社となった。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2023年2月 |
自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得により、マレリホールディングス株式会社及びマレリ株式会社は当社の親会社ではなくなった。 |
事業内容
東京ラヂエーター製造及びその関係会社は、熱交換器、燃料タンク、プレス板金製品の製造販売を中心に展開しています。同社グループは、東京ラヂエーター製造、1つの関係会社、その親会社、および5つの子会社から成り立っており、これらの製品に加え、関連するサービス事業も手掛けています。
同社の事業は、自動車や産業機械など、幅広い分野における熱管理ソリューションを提供することに特化しています。熱交換器は、エンジンや機械の冷却に不可欠な部品であり、燃料タンクは自動車や機械の動力源を貯蔵するために使用されます。また、プレス板金製品は、自動車や電子機器などの部品として広く利用されています。
これらの製品群を支える技術力と製造能力により、東京ラヂエーター製造は、顧客のニーズに応じた高品質な製品を提供しています。さらに、製品の販売だけでなく、これに付随するアフターサービスや技術支援などのサービス事業も展開しており、顧客満足度の向上に努めています。
総じて、東京ラヂエーター製造グループは、熱交換器、燃料タンク、プレス板金製品の製造販売を核とし、これらに関連する幅広いサービスを提供することで、多様な産業分野に貢献しています。
経営方針
東京ラヂエーター製造は、自動車や産業機械向けの熱交換器や車体部品の専門メーカーとして、高性能で高品質な製品の提供を通じて、地球に優しい社会造りに貢献することを経営理念としています。同社は、カーボンニュートラル化の進展という経営環境の変化に対応し、競争力の強化と顧客満足度の向上を目指しています。具体的には、価値ある製品の提供、市場トレンドに基づいた先行開発力の強化、環境対応製品の売上拡大、製品品質の信頼性向上、業務品質の向上を通じた企業体質の改善と経営基盤の強化に努めています。
中期経営計画「TRS Vision-2025」の達成に向けた活動を進める中で、同社は製品軸管理による競争力向上、中国や東南アジアへの新規顧客開拓、新エネルギー車(NEV)対応商品の開発、モノづくり力向上施策の実行など、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に取り組んでいます。これらの施策は、収益性を重視する経営指標「売上高営業利益率」の向上にも寄与することが期待されます。
東京ラヂエーター製造は、熱交換器、燃料タンク、プレス板金製品の製造販売を核に、関連するサービス事業も手掛けることで、顧客のニーズに応え、顧客満足度の向上に努めています。同社グループは、これらの取り組みを通じて、全てのステークホルダーと共に発展し続ける企業を目指しています。