富山第一銀行JP:7184

時価総額
¥1026.4億
PER
10.1倍
銀行業務を中心に、リース業務、クレジット業務、信用保証業務、金銭の貸付業務、投資事業組合の運営・管理を展開。

事業内容

富山第一銀行は、銀行業務を中心に、リース業務やその他の金融サービスを提供する企業グループです。主な事業セグメントは銀行業、リース業、その他の金融サービスに分かれています。

銀行業では、富山第一銀行の本店および65の支店で、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務などを行っています。これらの業務は、同社グループの中心的な業務として位置づけられています。また、連結子会社の富山ファースト・ビジネス株式会社が銀行事務代行業務を展開しています。

リース業は、連結子会社の富山ファースト・リース株式会社が担当しています。この会社は、さまざまなリース業務を展開し、企業や個人に対して柔軟なリースソリューションを提供しています。

その他の金融サービスには、富山ファースト・ディーシー株式会社によるクレジット業務や信用保証業務、株式会社富山ファイナンスによる金銭の貸付業務、株式会社ファーストバンク・キャピタルパートナーズによる投資事業組合の運営・管理などがあります。これらのサービスは、顧客の多様なニーズに応えるために展開されています。

経営方針

富山第一銀行は、地域金融機関として「限りなくクリア、サウンド、フェア」を経営理念に掲げ、地域社会の発展に貢献することを目指しています。特に、質の高い金融サービスの提供を通じて、地域の成長を支えることに注力しています。

同社は2023年6月に「ファーストバンク VISION10」を発表し、長期的な成長戦略を明確にしました。このビジョンでは、脱炭素やデジタルトランスフォーメーションの進展を背景に、地域と共に価値を創造する銀行グループへの成長を目指しています。

経営環境の変化に対応するため、富山第一銀行はお客様ファーストを徹底し、地域の成長を支える役割を果たしています。特に、事業者向けには資金繰り支援やコンサルティングを通じて、経営課題の解決を支援しています。

個人向けには、金融セミナーの開催や資産形成のサポートを行い、対面・非対面のサービスを組み合わせて利便性を向上させています。これにより、より高いレベルでの「お客様本位の業務運営」を実現しています。

ガバナンス面では、持続的な収益力の向上と適切な株主還元を目指し、企業価値の向上に取り組んでいます。また、グループ全体の効率化とシナジー効果の発揮を通じて、企業集団としての価値向上を図っています。

2024年度には創立80周年を迎え、自己資本の強化を進めています。これにより、1st STAGEの目標をほぼ達成し、2nd STAGEに向けた新たなリスクテイクを実現する計画です。