九州フィナンシャルグループJP:7180

時価総額
¥4227.8億
PER
11.3倍
銀行業務を中心に、リース、クレジットカード、信託、信用保証、金融商品取引、DXソリューション、ECモール事業など多岐にわたる金融サービス。

事業内容

九州フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供しています。主な事業セグメントには、銀行業、リース業、その他の金融サービスがあります。これらの事業を通じて、地域社会に貢献し、顧客に幅広いサービスを提供しています。

銀行業務では、肥後銀行と鹿児島銀行が熊本県、鹿児島県、宮崎県を中心に営業しています。これらの銀行は、預金、貸出、有価証券投資、内国為替、外国為替などの基本的な銀行業務に加え、国債や証券投資信託、保険商品の窓口販売、信託業務なども行っています。

リース業務は、九州フィナンシャルグループの連結子会社3社が担当しています。これらの子会社は、リース業務や貸付業務を通じて、企業や個人の資金調達ニーズに応えています。これにより、地域経済の活性化に寄与しています。

その他の事業には、クレジットカード業務、DXソリューション、収納代行サービス、信用保証業務、金融商品取引業務、ECモール事業などがあります。これらのサービスは、九州フィナンシャルグループの連結子会社17社によって提供され、地域の価値創造に貢献しています。

経営方針

九州フィナンシャルグループは、地域価値共創グループへの進化を目指し、成長戦略を推進しています。2024年から2027年にかけての中期経営計画「躍進」では、地域社会と共により良い未来を創造することをビジョンに掲げています。この計画は、地域価値の提供を加速し、地域経済の成長を支援することを基本方針としています。

同社は、新たな事業への挑戦や事業領域の拡充を通じて、地域の課題解決に取り組んでいます。具体的には、地域商社事業やデジタルプラットフォームの開発を進め、地域産業の振興を図っています。また、地域経済の成長を支えるため、コア事業の強化にも注力しています。特に、半導体関連産業への支援を通じて、地域の産業基盤を強化しています。

持続的成長に向けた経営基盤の確立も重要な戦略の一部です。人的資本の強化やDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを進め、効率的で専門性の高い組織を目指しています。さらに、地域の金融ニーズに応えるため、金融サービスの多様化を図り、地域社会の持続可能な発展に貢献しています。

九州フィナンシャルグループは、地域の未来を変える存在として、新たな事業やサービスを通じて地域社会に貢献し続けることを使命としています。地域価値共創グループへの進化を目指し、グループ全体で取り組みを進めています。