- 日本企業
- 東京きらぼしフィナンシャルグループ
東京きらぼしフィナンシャルグループJP:7173
事業内容
東京きらぼしフィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多岐にわたる事業を展開しています。主な事業セグメントには、銀行業、リース業、その他のサービスが含まれます。これらの事業は、同社の持株会社を中心に、複数の連結子会社と関連会社によって運営されています。
銀行業においては、きらぼし銀行が東京都と神奈川県北東部を主な営業エリアとし、預金業務や貸出業務、為替業務などを提供しています。また、デジタルバンクのUI銀行は、アプリを通じてシームレスな金融サービスを提供し、対面・非対面サービスの融合を目指しています。
リース業では、東京きらぼしリース株式会社がOA機器や産業機械、自動車など多様なリース物件を取り扱っています。これにより、企業や個人の多様なニーズに応えるリースサービスを提供しています。
その他の事業として、証券業やコンサルティングサービス、広告企画制作、フィンテックなどを展開しています。これらのサービスは、連結子会社や関連会社を通じて提供され、幅広い分野での業務を行っています。
経営方針
東京きらぼしフィナンシャルグループは、首都圏の中小企業と個人顧客に向けた総合金融サービスを提供し、地域社会の発展に貢献することを経営理念としています。パーパス「TOKYOに、つくそう。」のもと、顧客のライフステージに応じた課題解決に取り組み、地域経済の持続的な発展を目指しています。
同社は2024年度からの中期経営計画に基づき、収益力の強化と収益構造の見直し、店舗戦略の再構築、生産性向上を図る「効率化」、自己資本の充実を重点的に推進しています。これにより、グループの経営体力と競争力を高めることを目指しています。
デジタル戦略では、デジタルバンク「UI銀行」とフィンテックサービスを展開する「きらぼしテック」を中核に、グループ内外の連携を強化し、デジタルプラットフォームの機能を拡充しています。これにより、金融・非金融サービスを一体化した総合サービスの提供を実現しています。
個人戦略では、シニア層や富裕層に対し、金融と非金融の両面でニーズに応えるサービスを提供しています。法人戦略では、融資取引に加え、エクイティ投資や海外展開支援など多様なソリューションを提供し、企業の成長を支援しています。
自己資本の充実に向けては、リスク・アセットのコントロールを通じて健全な自己資本比率を確保し、収益力の強化と株主への利益還元のバランスを図っています。これにより、企業価値の向上を目指しています。
サステナビリティへの取り組みとして、SDGs評価プログラムなどを通じて社会的課題の解決を支援し、地域金融の観点から積極的に貢献しています。また、グループの総合力を活かし、外部機関との連携を強化しています。
東京きらぼしフィナンシャルグループは、これらの戦略を通じて、地域社会とともに成長し続ける金融グループを目指しています。