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ライフネット生命保険JP:7157
事業内容
ライフネット生命保険は、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社です。ライフネット生命保険とその子会社であるライフネットみらい株式会社で構成され、生命保険事業を単一セグメントとして運営しています。ライフネット生命保険は、相互扶助の理念を大切にし、正直でわかりやすく、安価で便利な商品・サービスを提供することを目指しています。
ライフネット生命保険の主な事業には、保険引受業務、資産運用業務、他の保険会社の業務の代理・事務の代行業務があります。保険引受業務では、生命保険業免許に基づき、保険金を支払うことを約束し、保険料を収受しています。資産運用業務では、保険料として収受した資産を運用しています。
ライフネット生命保険の個人向け保険商品は、インターネットを通じて提供され、シンプルでわかりやすい保障内容が特徴です。主な商品には、定期死亡保険「かぞくへの保険」、終身医療保険「じぶんへの保険3」、定期医療保険「じぶんへの保険Z」、就業不能保険「働く人への保険3」、がん保険「ダブルエール」、認知症保険「be」などがあります。
ライフネット生命保険は、KDDI株式会社やセブン・フィナンシャルサービス、マネーフォワード、三井住友カードなどのパートナー企業と協業し、保険商品を提供しています。これにより、PontaポイントやVポイントが貯まる保険商品も展開しています。団体向けには、auじぶん銀行の住宅ローン利用者向けに団体信用生命保険を提供しています。
ライフネット生命保険は、インターネットを活用したダイレクトビジネスと、パートナー企業を通じたパートナービジネスの2つの販売チャネルを持っています。ウェブサイトでは、商品説明や保障選びのサポートを行い、顧客体験の向上に努めています。また、コンタクトセンターでは、保険選びのサポートを提供しています。
経営方針
ライフネット生命保険は、デジタル技術を駆使し、顧客にとってわかりやすく、手頃で便利な商品・サービスを提供することを経営理念としています。オンライン生保市場のリーディングカンパニーとして、未来世代を安心して育てられる社会の実現を目指しています。
同社は、オンライン生保市場の拡大を背景に、競争力を維持するために提供価値の向上と新たな価値創出を重視しています。特に若年層を中心に、テクノロジーを活用した利便性の高いサービスを提供し、顧客基盤を広げています。
ライフネット生命保険は、2028年度を最終年度とする中期経営計画を策定し、包括資本の増加を目指しています。AIやマイナンバー制度を活用した「Tech & Services」、ブランド再構築の「Rebranding」、パートナー企業との協業を強化する「Embedded」が重点領域です。
同社は、KDDIや三井住友カードなどのパートナー企業と連携し、保険ビジネスを拡大しています。特に、パートナービジネスの強化を通じて、ダイレクトビジネスと並ぶ成長の柱とすることを目指しています。
人材戦略では、組織体制の移行を進め、従業員の成長と事業成長の好循環を創出することに注力しています。多様性を重視し、成長の機会を提供することで、組織の活性化を図っています。
ライフネット生命保険は、これらの取り組みを通じて、さらなる成長を目指し、顧客にとって魅力的な保険サービスを提供し続けることを目指しています。