Macbee PlanetJP:7095

時価総額
¥442.6億
PER
20.9倍
成果報酬型マーケティング、データ解析プラットフォーム「ハニカム」、Webホスピタリティツール「Robee」、解約抑止チャットボット「Smash」、AIマーケティングプラットフォーム「3D AD」を提供。

沿革

2015-08東京都渋谷区渋谷に株式会社Macbee Planetを設立
データ解析プラットフォーム「ハニカム」をリリース
2017-11Webホスピタリティツール「Robee」をリリース
2018-12福岡県福岡市に営業活動拠点「福岡オフィス」を開設
2020-03東京証券取引所マザーズに株式を上場
2021-08株式会社Alphaの株式を取得し子会社化
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場へ移行
2023-03株式会社ネットマーケティングの株式を取得し子会社化(現株式会社All Ads 現連結子会社)
2023-11持株会社体制に移行し、株式会社MAVEL(現連結子会社)へ事業を承継
株式会社MAVELが株式会社Alphaを吸収合併

事業内容

Macbee Planetは、「革新的なマーケティングにより、世界を牽引する企業になる」というビジョンの下、LTVマーケティングを中心に事業を展開しています。同社グループは、インターネットを利用した販売促進、集客、知名度向上を目指す企業向けに、データ解析プラットフォーム「ハニカム」やWebホスピタリティツール「Robee」を用いたサービスを提供しています。これらのツールを活用し、LTVの予測とROIの最適化を実現することで、マーケティングの課題解決に取り組んでいます。

事業セグメントは主に二つあります。一つ目はアナリティクスコンサルティング事業で、データ解析プラットフォーム「ハニカム」を用いてLTV予測を行い、新規ユーザー獲得支援を成果報酬型で提供しています。この事業では、Web広告の一元管理やマーケティング戦略の立案、運用支援を行っています。

二つ目はマーケティングテクノロジー事業で、集客したユーザーを高LTV顧客へ転換する施策(「Robee」)、解約抑止チャットボット「Smash」、そして独自AIと3Dクリエイティブによる広告配信(AIマーケティングプラットフォーム「3D AD」)の提供を行っています。これらのサービスを通じて、クライアントのマーケティング活動の効率化と効果の最大化を図っています。

Macbee Planetの強みは、独自データプラットフォーム、AIテクノロジーの活用、そしてコンサルティングによる成果報酬型サービスの提供にあります。これらを通じて、クライアントのマーケティング課題に対してデータとテクノロジーを活用し、LTVの高い集客支援と既存ユーザーのLTV向上を実現しています。

経営方針

Macbee Planetは、革新的なマーケティング戦略を通じて世界をリードする企業を目指しています。同社は、テクノロジーを駆使したマーケティングソリューションの提供により、消費者に商品やサービスの魅力を効果的に伝えることを目標としています。売上高と営業利益の向上を重要な経営指標とし、持続可能な成長を追求しています。

インターネット関連市場の拡大と消費者のオンライン利用時間の増加を背景に、Macbee Planetはコア事業の成長を通じて経営基盤を強化し、市場の変化に柔軟に対応する企業体質の構築を目指しています。新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインマーケティングの重要性が一層高まっており、同社はこの機会を捉え、収益性の向上、特定の商材やクライアントへの依存度の低減、優秀な人材の育成と確保に注力しています。

収益性の向上に向けては、LTVマーケティングを軸に成果報酬型マーケティング市場での事業展開を強化し、テクノロジーを活用した効率的な管理とデータ分析の自動化を進めています。また、特定の商材やクライアントへの偏りを解消するために、顧客基盤の拡大とターゲット商材の多様化に努め、サブスクリプション型サービスの提供を拡大しています。さらに、持続的な事業収益の拡大には人材の育成が不可欠であると認識し、優秀な人材の確保と教育の充実による組織活性化を図っています。

これらの戦略を通じて、Macbee Planetはインターネット広告市場及びマーケティングテクノロジー市場の成長を背景に、将来にわたって確実に利益を出し続ける企業づくりに専念し、さらなる飛躍を目指しています。