フォーラムエンジニアリングJP:7088

時価総額
¥912.9億
PER
26.4倍
エンジニア派遣を主業とし、コグナビを活用した転職、新卒、研修仲介サービスを提供する企業。

事業内容

フォーラムエンジニアリングは、主にエンジニア派遣サービスを提供する企業で、1981年に設立されました。同社は、エンジニア派遣を主業とし、2025年3月期の売上高の98.8%を占めています。フォーラムエンジニアリングは、1,376の事業所に4,486名のエンジニアを派遣しており、機械・電機系の主要8業種をターゲットにしています。

フォーラムエンジニアリングのエンジニア派遣サービスは、設計・開発、実験・評価、生産技術、品質保証などの職種にエンジニアを派遣しています。派遣エンジニアは正社員として雇用され、通勤可能範囲内の就業先を選定することで、安定した就業環境を提供しています。

同社のエンジニア派遣サービスの特長として、部署単位での顧客企業管理、スキルをベースにしたダイレクトマッチングシステム「コグナビ」、独自のルートによる人材採用があります。これにより、顧客企業のニーズに合ったエンジニアを迅速に提供しています。

フォーラムエンジニアリングは、エンジニア紹介やその他のサービスも展開しています。特に「コグナビ」サービスを通じて、エンジニアのスキルを可視化し、顧客企業とエンジニアのマッチングを効率化しています。これにより、求人企業と求職者の双方にとって最適なマッチングを実現しています。

「コグナビ」サービスには、エンジニア派遣、転職、新卒、カレッジの4つのラインアップがあります。これにより、フォーラムエンジニアリングは、エンジニアのキャリア全般を支援するビジネスモデルを構築しています。特に、理工系新卒学生の就職支援から転職、教育までをカバーしています。

フォーラムエンジニアリングは、エンジニア派遣・紹介事業の単一セグメントで事業を展開しており、エンジニアのスキルを基にしたダイレクトマッチングシステム「コグナビ」を活用しています。これにより、顧客企業とエンジニアのニーズを的確にマッチングし、効率的な人材サービスを提供しています。

経営方針

フォーラムエンジニアリングは、エンジニア人材市場の変化を見据えた成長戦略を推進しています。同社は「スキルがつながる世界へ。」をミッションに掲げ、機電系エンジニア領域の総合化とテクノロジーによるマッチング効率化をビジョンとしています。これにより、求職者と求人企業のニーズを満たすことを目指しています。

同社は、ICTへの先行投資を通じて独自のスキルマッチングプラットフォーム「コグナビ」を開発しました。このプラットフォームは、エンジニア人材の流動局面を包括的に捉えることができ、顧客企業のニーズに応えるサービスを提供しています。今後は、これらのサービスを通じて収益基盤を拡充する方針です。

フォーラムエンジニアリングは、機電系エンジニア人材サービスに経営資源を集中し、収益性の高いエンジニア派遣サービスや理工系学生の就職支援サービスを強化しています。これにより、収益成長を図り、持続的な成長を実現することを目指しています。

同社は、売上高や営業利益、ROEを重視し、収益性を判断する指標としています。また、エンジニア派遣サービスの稼働人数を重要な指標とし、収益目標の達成度を評価しています。これにより、経営の効率化と収益性の向上を図っています。

フォーラムエンジニアリングは、国内外の事業展開を視野に入れ、特にインド市場での成長を目指しています。インドでは、エンジニア専用のジョブポータルサイトを開発・運営し、日本企業とインドの優秀な人材をつなぐ取り組みを進めています。これにより、グローバルな成長を図っています。