TDSEJP:7046

時価総額
¥32.5億
PER
22.5倍
データサイエンティストやエンジニアがAIノウハウを活用し、コンサルティング事業とAI製品販売を通じて企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する事業。

事業内容

TDSEは、データとAI技術を活用したコンサルティング事業とプロダクト事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。コンサルティング事業では、データサイエンティストやエンジニアが企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、データ活用のテーマ抽出からAIシステムの実装、教育まで一貫したサービスを提供しています。

プロダクト事業では、TDSEは自社開発のAI製品「TDSEシリーズ」を展開しています。例えば、テキストマイニング製品「TDSE KAIZODE」やAI画像解析製品「TDSE Eye」などがあります。また、他社のAI製品を活用したサービスも提供しており、米国QUID社の「Quid Monitor」や「Quid Discover」、対話型AIプラットフォーム「Cognigy」などを取り扱っています。

TDSEは、国内外のベンチャー企業の技術をリサーチし、新たなソリューションサービスとして適用可能かどうかを調査しています。適用可能と判断した場合は、ビジネス化を図り、顧客企業の事業効率化や新市場の創出を支援しています。これにより、TDSEは企業のデジタル変革を推進するパートナーとしての役割を果たしています。

経営方針

TDSEは、「データを活用した可能性に溢れた豊かな社会」をビジョンに掲げ、データに基づく意思決定の高度化をミッションとしています。同社は、コンサルティング事業とプロダクト事業の相乗効果を狙い、AIノウハウを活用した新たなプロダクトサービスの提供を目指しています。

コンサルティング事業では、データ利活用を推進する企業を対象に、DX/AIアセスメントからAIシステムの実装・運用まで一貫したサービスを提供しています。顧客との長期的な関係構築を重視し、受注金額の拡大を図るとともに、事業参加型案件の獲得や人材育成による生産性向上を進めています。

プロダクト事業では、TDSEは自社AI製品ブランド「TDSEシリーズ」を展開し、AIプロダクトの充実を図っています。また、海外AI製品を活用した国内向けサービスの展開も進めており、ビッグデータやAI技術を持つ企業との協業を通じて、ビジネス拡大を目指しています。

中期経営計画「MISSION 2025」では、コンサルティング事業の持続的成長とプロダクト事業のラインナップ強化をテーマに掲げています。2028年度には、プロダクト事業を第二の事業の柱として確立し、売上高10億円以上を目指す計画です。TDSEは、人的資本の増強や資本提携、M&Aを通じて非連続的な成長を追求しています。