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協栄産業JP:6973
沿革
1947年10月 |
協栄産業株式会社を設立、当初は金属雑貨・電気器具の製造・販売等を行う |
1948年9月 |
三菱電機株式会社世田谷工場製品の特約店となる |
1960年3月 |
東京都港区に本社新社屋落成・移転 |
1961年4月 |
三菱電機株式会社の電子機器の代理店となる。プリント配線板の生産開始 |
1962年3月 |
三菱電機株式会社の電子計算機の代理店となる |
1962年7月 |
神奈川県相模原市に相模原工場新設 |
1962年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
1972年3月 |
東京都大田区に情報計算センター(現・TRCオフィス)開設 |
1979年5月 |
東京都渋谷区に本社新社屋落成・移転 |
1983年3月 |
株式会社協栄システム(現・連結子会社)を設立 |
1984年6月 |
福島協栄株式会社(現・協栄サーキットテクノロジ株式会社 連結子会社)を設立 |
1989年3月 |
シンガポールにKYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD(現・連結子会社)を設立 |
1995年8月 |
中国・香港にKYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED(現・連結子会社)を設立 |
1997年9月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2003年5月 |
中国・上海にKYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2005年4月 |
フィールドサポート部と電子機器製造部を株式会社協栄システムに事業統合 |
2006年4月 |
協栄マリンテクノロジ株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2008年12月 |
サンレッズ株式会社を設立(出資比率51%) |
2012年4月 |
米国・ミシガン州にKYOEI ELECTRONICS AMERICA INC.(現・連結子会社)を設立 |
2013年10月 |
タイ・バンコクにKYOEI ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2018年3月 |
サンレッズ株式会社を解散(出資比率51%) |
2019年7月 |
プリント配線板事業を福島協栄株式会社へ承継させる会社分割を実施し、商号を協栄サーキットテクノロジ株式会社に変更 |
2021年9月 |
協栄サーキットテクノロジ株式会社の相模原工場を閉鎖し、福島工場に集約 |
2022年4月 |
東京都渋谷区の本社と東京都大田区のTRCオフィスを統合し、東京都品川区に移転 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
協栄産業とそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、半導体デバイス事業、プリント配線板事業、産業機器システム事業、システム開発事業、そしてその他の事業が含まれます。
半導体デバイス事業では、半導体や電子デバイス、電子材料の購入・販売、保守サービス、そしてIC設計を手がけています。このセグメントは、協栄産業自身のほか、KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD、KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED、KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD.、KYOEI ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.が担っています。
プリント配線板事業では、プリント配線板の製造、購入、販売を行っており、協栄産業、協栄サーキットテクノロジ株式会社、KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITEDがこのセグメントに関与しています。
産業機器システム事業は、FA(ファクトリーオートメーション)や環境システム設備の購入・販売及び保守サービスを提供しており、協栄産業、株式会社協栄システム、KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO.,LTD.が担当しています。
システム開発事業では、ソフトウェア開発、システム開発、情報システム機器や電子機器、パッケージソフトの購入・販売及び保守サービスを行っています。この事業は、協栄産業と株式会社協栄システムが手がけています。
その他の事業としては、船舶や航空機用の救命器具類の整備及び購入・販売を協栄マリンテクノロジ株式会社が行っています。
これらの事業セグメントを通じて、協栄産業グループは幅広い分野での技術とサービスを提供し、多様なニーズに応えています。
経営方針
協栄産業は、エレクトロニクス分野を中心に、高品質な製品・サービス・情報の提供を通じて社会に貢献することを経営理念としています。同社は、自動車、家電、産業機械などに搭載されるエレクトロニクス部品の取り扱い、メカトロニクス装置や関連システムの提供、システムインテグレーション機能を強みに、ICT技術と電子デバイス・装置を融合させた新たなビジネス価値の創造に取り組んでいます。
同社は、先端技術の分野で創造的な製品やサービスを提供し、変革を共に推進するパートナーとして選ばれる企業グループを目指しています。また、株主への利益還元、ステークホルダーとの信頼関係の構築、サステナビリティへの取り組みを通じて、社会全体への貢献を重視しています。
中期経営計画「KYOEI Power 2028」では、2024年3月期から2028年3月期までの5年間を対象に、売上高750億円、営業利益21億円、営業利益率2.8%を目標としています。システム開発事業を重点成長領域と位置づけ、M&Aの活用や事業ポートフォリオの最適化を通じて、安定した利益の創出を目指します。さらに、脱炭素社会への対応(GX)、生産性向上のためのデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み、人材不足への対策としての採用の多様化や給与体系の見直し、多様な働き方の推進など、中長期的な取り組みを進めています。
協栄産業は、半導体デバイス事業、プリント配線板事業、産業機器システム事業、システム開発事業など、幅広い事業セグメントを展開しており、それぞれの分野での技術力とサービス提供を強化しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。